最近マウスの動きが引っかかる感じがするんだよね。汚れてるのかな?どこをどう掃除すればいいのか分からなくて。

悩む人

結論、掃除するのは3か所だけです。

ソール(裏面の白い滑走パーツ)・センサーの窓・本体の表面の3つになります。

このうち操作感にいちばん差が出るのがソールです。

引っかかる感じの正体は、たいていソールに付いた皮脂とホコリだからです。

ただし、その前に確認したいことがあります。

掃除で直る症状と、直らない症状があるんですよね。

POINT この記事でわかること

ゲーミングマウスの掃除を3か所に絞って進められます。あわせて掃除で直る症状と直らない症状を切り分けられるので、無駄な分解をせずに済みます。

NOTE 本記事の情報について

本記事は一般的な光学式・光学センサー搭載マウスの構造をもとに構成しています。分解を伴う作業はメーカー保証の対象外になる場合があるので、購入元の規約を確認してから行ってください。

分解は最後の手段です。まず外側の3か所だけで、どこまで戻るか試してみましょう。

RYOTA

【結論】掃除するのは3か所だけ

拭くのはソール・センサーの窓・本体の表面の3か所だけです。

場所直る症状頻度の目安
ソール(裏面)滑りが重い、引っかかる1〜2か月に1回
センサーの窓カーソルが飛ぶ、たまに止まる汚れが見えたとき
本体の表面ベタつく、手が滑る気になったとき

内部を開ける必要はないので、ドライバーはしまっておいてください。

この3か所だけで、新品に近い動きまで戻ることがほとんどです。

掃除で直る症状と、直らない症状を先に分ける

滑りとカーソルの飛びは掃除で直りますが、クリックの不具合は直りません。

マウスの不調は、原因によって対処がまったく変わります。

✕ 悪い例:どんな不調でもとりあえず掃除する
  • クリックが2回入るので分解して清掃する
  • 原因は内部スイッチの劣化だったので直らない
  • 保証が残っていたのに、分解して対象外になる
○ 良い例:症状で切り分けてから手を動かす
  • 滑りとカーソルの飛びなら、掃除で直ります
  • クリックの不具合なら、まず保証を確認します
  • 判断してから作業に入ります

とくに1回のクリックが2回入力されるチャタリングは、拭いても直りません。

内部スイッチの劣化なので、分解する前に保証を確認してください。

症状の見分け方と保証の手順はマウスのチャタリングと寿命にまとめました。

用意するものは3つ。水拭きはしない

要るのはクロス・綿棒・無水エタノールの3つだけです。

  • マイクロファイバークロス:表面とソールを拭きます
  • 綿棒:センサーの窓や隙間に使います
  • 無水エタノール:皮脂汚れを落とします

水拭きは避けてください。

水分が内部に入ると、基板が濡れたまま通電する危険があります。

無水エタノールを使うときも、直接吹きかけずに布へ含ませてから拭いてください。

揮発性が高いので、作業中は火気を近づけないよう気をつけましょう。

手順1:ソールを拭く。滑りはここまで戻る

いちばん効果が大きいのが、裏面のソールを拭く作業です。

マウスをひっくり返すと、四隅や周囲に白いパーツが貼られています。

これがソールで、マウスパッドとの間で唯一こすれ合う部分です。

皮脂とホコリが混ざって固まると、滑りが目に見えて重くなります。

  1. マウスの電源を切り、ケーブルを抜きます
  2. 乾いた布でソール表面のホコリを払います
  3. 無水エタノールを含ませた布で、円を描くように拭きます
  4. 完全に乾いてから使い始めます
剥がれかけているソールは無理に押さえないでください。

端が浮いてきたら交換時期なので、貼り替え用のソールを検討しましょう。

手順2:センサーの窓をやさしく払う

カーソルが飛ぶ原因は、ほとんどがセンサーの窓に付いたゴミです。

ソールの中央付近に、小さな窓があります。

この窓が読み取りの目にあたる部分で、髪の毛1本でも動きが乱れます。

  • 乾いた綿棒でそっと払います
  • 取れない場合はエアダスターを短く吹きます
  • 液体は絶対に使わないでください

窓の内側にレンズがあるので、強くこすると傷が付きます。

力を入れずに、そっと触れる程度にとどめてください。

手順3:表面のベタつきを落とす

表面のベタつきは、皮脂とコーティングの劣化が原因です。

長く使っている方ほど、手が触れる場所から順に出てきます。

無水エタノールを含ませた布で拭くと、多くの場合はさらっとした手触りに戻ります。

サイドボタンの周りやホイールの隙間には、綿棒を使ってください。

ホイールは回しながら拭くと、溝の汚れまで届きます。

ただしラバー加工の部分は、こすりすぎると表面が溶けることがあります。

あなたのマウスは、側面がゴムのような手触りではありませんか?

その場合は乾拭きにとどめておくほうが安全です。

やってはいけないことが3つある

やってはいけないのは、水洗い・センサーへの液体・保証中の分解です。

✕ 悪い例:やりがちだけど危ない方法
  • 洗剤や水で洗う
  • センサーの窓に液体を垂らす
  • 保証が残っているのに分解する
○ 良い例:外側だけで完結させる方法
  • 布に無水エタノールを含ませてから拭きます
  • センサーは乾いた綿棒とエアダスターだけにします
  • 直らないときは購入元へ相談します

マウスパッドが汚れたままだと、せっかく拭いたソールもすぐ汚れます。

布製のパッドは手洗いできるので、同じ日にまとめて洗っておきましょう。

洗い方はマウスパッドは洗える?にまとめました。

パッドの選び方はLogicool Gのマウスパッド5種類で解説しました。

まとめ:滑りが戻るかどうかはソールで決まる

最後に、要点を振り返っておきましょう。

  • 掃除するのはソール・センサーの窓・本体の表面の3か所です
  • 引っかかる感じの正体は、たいていソールの皮脂とホコリです
  • クリックが2回入る症状は掃除では直らないので、先に保証を確認してください
  • 水洗いと、センサーへの液体は避けてください
  • マウスパッドも同時に手入れすると、汚れが戻りにくくなります

それでも動きが戻らないなら、買い替えの時期です。

現行モデルの選び方はゲーミングマウスおすすめにまとめてあります。

ソールを拭くだけで「新品みたいに滑る」と感じる人は多いです。まずそこだけ試してみてくださいね。

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