マウスパッドが黒ずんできたから洗いたいんだけど、洗濯機に入れちゃっていいのかな?滑りも重くなってきた気がする。

悩む人

結論、洗濯機は使わないでください。

布のマウスパッドは、表面の繊維と裏側のゴムを貼り合わせて作られています。

洗濯機の回転で強い力がかかると、この貼り合わせが剥がれることがあります。

正解は、洗面器やお風呂場での押し洗いです。

そしてもう1つ、先に伝えておきたいことがあります。

洗っても滑りが戻らない場合があります。

その見分け方まで解説しますね。

POINT この記事でわかること

布のマウスパッドを傷めずに洗う手順と、乾燥にかかる時間の目安が分かります。あわせて洗っても直らない症状の見分け方と、交換の判断基準まで押さえられます。

NOTE 本記事の情報について

本記事は布・ハード素材の一般的な構造をもとに構成しています。製品によっては水洗いに対応していない場合があるので、洗う前にメーカーの案内を確認してください。

洗い方より先に大事なのが「洗って直るか」の見極めです。そこから見ていきましょう。

RYOTA

【結論】洗って直る症状と、直らない症状

洗って直るのは皮脂とホコリまでで、繊維のへたりは戻りません。

症状洗って直るか対処
表面が黒ずんでいる◎ 直ります押し洗いします
手首の当たる部分がベタつく◎ 直ります押し洗いします
滑りが重くなった○ 直る場合があります洗って様子を見ます
表面が毛羽立っている✕ 直りません交換します
縁がほつれている✕ 直りません交換します
洗って落ちるのは皮脂とホコリまでです。

すり減った繊維は元に戻らないので、そこは交換で対応してください。

洗う前に、マウス側も確認する

滑りが重いと感じたら、先にマウスのソールを疑ってください。

滑りが重い原因は、パッドではなくマウスのソールにあることがあります。

裏面の白いパーツに皮脂とホコリが固まっていると、それだけで動きが重くなります。

パッドを洗う前に、まずソールを拭いてみてください。

それで戻るなら、洗う必要そのものがありません。

手順はゲーミングマウスの掃除にまとめました。

布のマウスパッドを洗う手順

洗うと決めた方は、この順番で進めてください。

  1. 洗面器かお風呂場に30度前後のぬるま湯をためます
  2. 中性洗剤を少量溶かします
  3. パッドを浸して、手のひらで押すように洗います
  4. 汚れが目立つ部分は、やわらかいスポンジでなでます
  5. 洗剤が残らないよう、水が透明になるまで流水ですすぎます
  6. タオルではさんで押して水気を取ります
  7. 平らな場所か、物干しにかけて陰干しします
こすらず、押すのがポイントです。

ブラシでこすると繊維が起きて、毛羽立ちの原因になります。

やってはいけないことが4つある

避けたいのは、洗濯機・乾燥機・強く絞ること・直射日光の4つです。

✕ 悪い例:早く終わらせようとする
  • 洗濯機で回す(貼り合わせが剥がれます)
  • 乾燥機やドライヤーを使う(ゴムが変形します)
  • 強くねじって絞る(折り目が残ります)
  • 直射日光で乾かす(表面が硬くなります)
○ 良い例:時間をかけて乾かす
  • 押し洗いでやさしく汚れを落とします
  • タオルではさんで水気を取ります
  • 風通しのよい日陰で自然乾燥させます

とくに絞る動作は避けてください。

一度付いた折り目は、乾いたあとも波打ったまま残ります。

乾燥時間はサイズで決まる

乾燥は、340mmで半日・大判なら2日ほどかかります。

サイズ乾燥の目安
340×280mm半日〜1日
460×400mm1日
900×400mm2日

大判ほど面積が広いので、乾くまでの時間も伸びます。

あなたはパッド無しで1日過ごせますか?

難しいなら、安い予備を1枚持っておくと洗う日に困りません。

大判の扱いはLogicool G840のレビューで書きました。

ハードとガラスは、拭くだけで済む

ハードとガラスは洗う必要がなく、水拭きだけで足ります。

どちらも水を吸わないので、手入れがずっと簡単です。

  • 水拭きするか、無水エタノールを含ませた布で拭きます
  • 液体を直接かけず、布に含ませてから使います
  • 拭いたあとはすぐ使えます
乾燥を待たなくていいのが、この素材のいちばんの利点です。

一方で、表面のコーティングが削れてきた場合は拭いても滑りは戻りません。

素材ごとの違いはマウスパッドの素材で解説したので、あわせて読んでみてください。

交換の目安は「洗っても戻らなくなったとき」

洗っても滑りが戻らなくなったら、交換の時期です。

次のどれかに当てはまっていないか、確かめてみてください。

  • 洗ったのに滑りが使い始めと違う
  • 表面を触ると毛羽立っている
  • 縁のステッチがほつれてきた
  • 裏面のゴムが硬くなって、めくれ上がる

とくに裏面のゴムの劣化は見落とされがちです。

めくれたまま使うと段差ができて、そこで操作が乱れます。

サイズから選び直したい方は、マウスパッドのサイズも見てみてください。

まとめ:押し洗いして、時間をかけて乾かす

最後に、要点を振り返っておきましょう。

  • 洗濯機と乾燥機は使わないでください。貼り合わせが剥がれます
  • ぬるま湯と中性洗剤で、こすらず押し洗いします
  • 絞らず、タオルではさんで水気を取ってください
  • 乾燥は定番サイズで半日〜1日、大判なら2日かかります
  • 洗っても滑りが戻らないなら、繊維がへたっているので交換の時期です

洗う前にマウスのソールを拭いてみてください。

それだけで戻るなら、洗う手間も乾かす時間も要りません。

「重くなった=洗おう」と決めつける前に、1分で終わる確認です。原因がそっちのことは本当に多いですよ。

RYOTA