マウスパッドって布とハードがあるけど、何が違うの?ガラス製もあるみたいだし、どれを選べばいいのか分からなくて。
悩む人
結論、素材選びは「止めやすさ」と「滑りやすさ」のどちらを取るかで決まります。
布は止めやすく、ハードは滑りやすくなります。ガラスはハードよりさらに滑る素材です。
そして迷ったときは布を選んでください。
止める動作が多いFPSでは布が扱いやすく、最初の1枚として外しにくい素材だからです。
POINT この記事でわかること
布・ハード・ガラスの違いを、止めやすさと滑りやすさの軸で判断できます。あわせて実際に布とハードを使い比べて分かった違いと、素材ごとの手入れ方法まで押さえられます。
NOTE 本記事の情報について
布とハードについては、当サイトがLogicool Gの製品を実際に購入して使い比べた内容をもとにしています。ガラス製は当サイトで未検証のため、公表されている仕様と一般的な特性の範囲で記載しました。
素材は好みの話に見えて、実は自分の遊び方で決まります。順番に見ていきましょう。
RYOTA
【結論】素材は3種類。軸は摩擦の大きさだけ
布・ハード・ガラスの3種類で、違いは摩擦の大きさだけです。
| 素材 | 摩擦 | 向いている動き | 迷ったとき |
|---|---|---|---|
| 布(クロス) | 中 | 狙って止める | ◎ まずこれ |
| ハード | 低 | 軽く振り直す | ○ 布に不満が出たら |
| ガラス | 最も低い | 少ない力で大きく動かす | △ 好みが分かれます |
摩擦が大きいほど止めやすく、小さいほど滑ります。
まずはこの1点だけで絞ってください。
布(クロス)は止めやすい
布は摩擦が大きめで、狙った位置にピタッと止まります。
繊維の表面を、マウスソールがこすりながら進む構造です。
適度な抵抗があるので、動かした手を止めたときにマウスもその場で止まります。
FPSで狙いを定めて撃つ動作とは、相性の良い素材です。
もう1つの利点が手首への当たりのやわらかさです。
長時間置いていても手首が痛くなりにくいところがあります。
一方で汚れは付きやすくなります。
皮脂を吸うので、定期的に洗う前提で考えてください。
ハードは滑りやすい
ハードは摩擦が小さく、少ない力でマウスを動かせます。
樹脂の表面なので、繊維の抵抗がありません。
振り幅の大きい操作でも、腕が疲れにくくなります。マウスを何度も振り直す場面が多い人や、手首の力を抜いて動かしたい人に向きます。
ただし止める動作は難しくなるのです。
滑りが軽いぶん、止めたつもりでも少し流れます。
実際の使用感はLogicool G440tのレビューにまとめたので、あわせて読んでみてください。
ガラスはさらに滑る。ただし条件がある
ガラスは3つのなかで最も摩擦が小さい素材です。
そのぶん、次の3点は理解しておいてください。
- ソールの摩耗が早い:表面が硬いので消耗品の交換頻度が上がります
- 冬場はひんやりする:手首が触れる部分の感触が変わります
- 止める動作はさらに難しい:ハード以上に流れやすくなります
止める動きが多いなら、ガラスは向きません。
実際に布とハードを使い比べて分かったこと
実際に使い比べると、差が出るのは振り切ったあとの止め方でした。
当サイトではLogicool Gのマウスパッドを5枚買って使い比べました。
同じ340×280mmで、G240tが布、G440tがハードという組み合わせです。
✕ 悪い例:滑りの軽さだけで選ぶ- 軽く動くほうが速いと思ってハードを選ぶ
- 狙って止める場面で毎回わずかに流れる
- 結局、感度を下げて調整することになる
- 止める動作が多いなら布を選びます
- 振り直す動作が多いならハードを選びます
- 迷ったら布から始めて、不満が出たら替えます
5枚の比較はLogicool Gのマウスパッド5枚で詳しく書いたので、そちらも見てみてください。
素材によって手入れの方法が変わる
布は手洗い、ハードとガラスは水拭きで手入れできます。
| 素材 | 手入れ | 乾燥 |
|---|---|---|
| 布 | ぬるま湯で押し洗い | 陰干しで半日〜2日 |
| ハード | 水拭きか無水エタノール | すぐ使えます |
| ガラス | 水拭きか無水エタノール | すぐ使えます |
布は乾くまで使えないので、洗う日は予備が要ります。
大判ほど乾燥に時間がかかるので、そこも計算に入れてください。
マウス側の手入れはゲーミングマウスの掃除にまとめてあります。
交換の目安は「使い始めと感触が変わったとき」
傷み方は、素材ごとに違います。
- 布:繊維がへたって毛羽立ち、滑りが変わります
- ハード:コーティングが削れて、部分的に滑りやすい場所ができます
- ガラス:表面は保ちますが、ソール側が先に摩耗します
どれも「買ったときと感触が違う」と感じたら交換の時期です。
サイズから選び直したい方は、マウスパッドのサイズもあわせて見てください。
素材ごとの手入れの詳しい手順は、マウスパッドの洗い方と寿命にまとめました。
まとめ:迷ったら布、不満が出たらハード
最後に、選ぶ材料を振り返っておきましょう。
- 素材の違いは摩擦の大きさだけです
- 狙って止める動作が多いなら布を選んでください
- 軽く振り直す動作が多いならハードが向きます
- ガラスはいちばん滑りますが、ソールの摩耗が早くなります
- 布は洗ったあと乾くまで使えないので、予備を用意しておきましょう
最初の1枚なら、布を選んでおけばほぼ外しません。
そこから物足りなさを感じたときに、ハードへ移ればいいのです。
「プロはハードを使ってるから」で選ぶと合わないことがあります。自分が止める動きと振る動き、どちらが多いかで決めてくださいね。
RYOTA