プロが使ってるマウスなら間違いないと思って調べてるんだけど、サイトによってランキングが違うんだよね。どれを信じればいいの?
悩む人
結論、使用率の数字は追わなくて大丈夫です。
理由は3つあります。
スポンサー契約で決まること、調査ごとに順位が変わること、そして手の大きさが人によって違うことです。
代わりに見てほしいのは、自分で確かめられる3つの条件になります。
重さ・形状・感度設定の3つです。
この3つは、ランキングと違ってあなたの手で答え合わせができます。
POINT この記事でわかること
プロの使用率が当てにならない理由を3つ把握できます。あわせて代わりに見るべき3条件と、使用機種を自分で確かめる方法まで押さえられるので、ランキングに振り回されずに選べます。
NOTE 本記事の情報について
本記事では特定の大会の使用率や順位を掲載していません。集計の対象と時期で結果が変わるうえ、当サイトで一次データを確認できないためです。重量の分布は、当サイトが価格と仕様を確認した製品データから算出しました。
「プロと同じ」を目指すより、「自分の手に合う」を探すほうが近道です。その理由から話しますね。
RYOTA
【結論】使用率より、自分で確かめられる3条件を見る
使用率の順位を追うかわりに、重さ・形状・eDPIの3つを見てください。
| 追わなくていいもの | 代わりに見るもの | 確かめ方 |
|---|---|---|
| 使用率ランキングの順位 | 重さ | 実際に持って振ってみます |
| 特定の選手と同じ機種 | 形状と手の大きさの相性 | 手の長さと幅を測ります |
| プロと同じ感度の数値 | eDPI | 自分の設定から計算します |
3つともあなたの手元で答えが出ます。
ランキングは他人の環境の結果なので、そのまま持ってきても再現できません。
理由1:使用機種はスポンサー契約で決まることがある
プロが使うマウスは、必ずしも本人の判断で決まっていません。
プロ選手の多くは、チームやメーカーとスポンサー契約を結んでいるのです。
契約があると、大会で使う機材が指定される場合があります。
つまりランキングの上位は、選手の評価とイコールではないのです。
契約が切り替われば、翌シーズンには順位が入れ替わりますよ。
理由2:調査の対象と時期で順位が変わる
サイトごとにランキングが違うのは、集計する大会と時期が別だからです。
集計する大会が違えば、参加する選手も別のメンバーです。
タイトルが違えば求められる動きも変わるので、同じ時期でもまったく別の順位になります。
さらに新製品が出れば、数か月で分布が動きます。
あなたが見ているランキングは、いつ・どの大会を集計したものですか?そこが書かれていない記事の数字は、判断材料になりません。
理由3:手の大きさが違えば、同じマウスでも別物になる
手の大きさが違えば、同じマウスでも扱いやすさは変わります。
手が大きい人と小さい人では、指を置く位置がまるで違うからです。
小さく軽いマウスを大きい手で握ると、余った指が浮いてしまいます。
結果として、軽いのに安定しないという状態になります。 ✕ 悪い例:使用率だけで決める- 上位のマウスを買ったが、手に対して小さすぎた
- 指が余って持ち方が安定しない
- 「合わないのは自分の腕のせい」と思い込む
- 手の長さと幅を測ります
- 自分の持ち方に合う形状を先に絞ります
- そのうえで軽さと価格を比べます
測り方と形状の組み合わせはマウスの手の大きさで解説したので、あわせて読んでみてください。
持ち方そのものの分類はマウスの持ち方3種類にまとめてあります。
代わりに見る条件1:重さは「軽ければ強い」ではない
軽量モデルが競技で選ばれるのは、腕への負担が減るからです。
素早く振って止める動作を、試合中に何度も繰り返すためです。
ただし軽さそのものが強さを生むわけではありません。
当サイトが仕様を確認したゲーミングマウスの重量は、約48gから約99gまで幅があります。
この幅の中から、自分の持ち方に合う範囲を選んでください。
軽量クラスの選び方は軽量ゲーミングマウスおすすめで整理しました。
代わりに見る条件2:形状は左右対称かエルゴかで決まる
形状は、左右対称型とエルゴノミクス型の2種類に分かれます。
違いは、手のひらを預ける場所が決まっているかどうかです。
- 左右対称型:どの持ち方でも扱いやすく、迷ったときの基準になります
- エルゴノミクス型:手のひらを預ける場所が決まっていて、かぶせ持ちに向きます
競技シーンでは左右対称型が多く見られますが、これもつまみ持ち・つかみ持ちが多いという前提の話です。
かぶせ持ちが合う人は、エルゴ型を選んでみてください。
代わりに見る条件3:感度はeDPIで比べる
感度を比べるなら、eDPIという共通の物差しを使ってください。
感度はマウスのDPIとゲーム内感度の掛け算で決まります。
そのためゲーム内の数値だけを真似ても、同じ動きにはなりません。
真似したいなら、eDPIをそろえるのが唯一の方法になります。
計算方法と目安はマウスのDPI設定にまとめました。
プロの使用機種を自分で確かめる3つの方法
確かめる方法は、公式サイト・大会配信・スポンサー一覧の3つです。
- 選手・チームの公式サイト:使用機材ページが最新です
- 大会公式の配信:手元が映る場面で確認できます
- メーカーのスポンサー選手一覧:契約関係がはっきり分かります
まとめ記事より一次情報のほうが更新が早く、契約変更も反映されています。
特定の選手が気になるなら、その選手のSNSを直接のぞいてみてください。
まとめ:ランキングより、自分の手で答え合わせをする
最後に、選ぶ材料を振り返っておきましょう。
- 使用率はスポンサー契約と集計条件に左右されるので、順位そのものは追わなくて大丈夫です
- 代わりに重さ・形状・eDPIの3条件を見てください
- 手の長さと幅を測れば、合う形状はかなり絞れます
- 感度はeDPIという共通の物差しで比べてください
- 使用機種を知りたいときは、公式サイトなどの一次情報を見ましょう
プロと同じ機材をそろえても、手の大きさと持ち方までは同じになりません。
自分の手に合うものを選んだほうが、結果的に上達は早くなります。
「プロと同じ」は安心材料にはなりますが、正解ではありません。まず手を測るところから始めてみてください。
RYOTA