ゲーミングマウスを買おうと思ってるんだけど、無線は遅延するから有線のほうがいいって聞いたことがあるんだよね。今もそうなのか分からないんだよね。
悩む人
結論からお伝えします。
今から買うなら、無線を選んで構いません。「無線は遅れる」という話は、10年前なら正しい指摘でした。
けれど専用のレシーバーを挿して使う無線は、有線との差を感じられる場面がほとんどありません。
競技シーンでも、すでに無線が主流になっています。
重さの差も、もう理由になりません。電池を積むから重いと言われてきましたが、今は50g前後の無線モデルが各社から出ています。
POINT この記事でわかること
ゲーミングマウスの有線と無線を、2026年時点の実情で比べられます。あわせてBluetoothと専用レシーバーの違い、それでも有線を選ぶ理由、無線を買うときに確認する項目まで押さえられます。
昔の常識がそのまま残っている分野です。順番に見直していきましょう。
RYOTA
【結論】ゲーミングマウスは無線でいい
専用レシーバーを使う無線なら、有線と体感できる差はありません。
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| これから買う人の大半 | 無線 | ケーブルの抵抗がなく、性能の差もない |
| 予算を1万円以下にしたい | 有線 | 同じ性能なら有線のほうが安い |
| 充電を忘れがちな人 | 有線 | 電池切れで止まる心配がない |
| 会社や学校でも使う | 有線 | レシーバーを挿す端子が空いていないことがある |
有線を選ぶのは、上の3つに当てはまる場合だけで足ります。
有線と無線で遅延の差はもう無いのか
専用レシーバーを使う無線なら、体感できる差はもうありません。競技シーンが無線に移った
かつては競技勢が有線を使うのが当たり前でした。
ところがいまは無線モデルが主流になっています。
もし遅れが勝敗に響くなら、この移行は起きていません。
各社の最上位モデルが無線で出ていることも、同じことを示しています。
気になるならポーリングレートを見る
無線モデルの多くは、有線と同じ1,000Hzに対応しています。
1秒あたり1,000回、パソコンへ信号を送れる水準です。数字の意味が気になる方は、ポーリングレートとはも見てみてください。
上位機種では4,000回や8,000回に対応したものもあります。
有線だから速い、という関係はもう成り立っていません。
Bluetoothと2.4GHzはまったく別物
この2つを混同すると失敗するので、はっきり分けておきます。
同じ「無線」でも、この2つは中身が違います。| 方式 | つなぎ方 | ゲームでの評価 |
|---|---|---|
| 2.4GHz | 付属のレシーバーを挿す | 問題なく使える |
| Bluetooth | パソコンに直接つなぐ | 遅れが出るので向かない |
レシーバーが付いているかを必ず見る
見分け方は、小さなUSB受信機が付属しているかどうかです。
付属していれば2.4GHz、無ければBluetoothだけの製品になります。「Bluetooth対応」とだけ書かれている安いマウスは、ゲーム用には選ばないでください。
両方に対応した機種もある
上位モデルには、2つの方式を切り替えられる機種もあります。
ゲームでは2.4GHz、持ち運びではBluetoothという使い分けができます。ノートパソコンでも使うなら、この形が便利です。
この違いはヘッドセットでも同じです。
Razer Hammerhead V3 Xのレビューで2.4GHzの使い勝手を確かめました。
無線が重いというのは古い話になった
無線は重いという常識は、すでに崩れています。50g前後の無線モデルが各社から出ている
当サイトで扱っている機種にも、48g台の無線モデルが並びました。
50gを切る無線マウスは、いまや各社から出ています。重さで無線を諦めていた方は、もう一度候補に入れてみてください。
ASUS ROG Harpe II AceのレビューやSONY INZONE Mouseのレビューで実測の内容をまとめました。
一方で有線でも、90g台の機種はいくらでもあります。
つまり重さは接続方式ではなく、機種ごとの設計で決まるのです。軽さを求めるなら重量表記を直接見る
軽さで選ぶなら、有線か無線かより先に重量表記を見ましょう。
製品ページに書かれたグラム数だけが、比べる意味のある数字です。軽い機種だけを集めた軽量のゲーミングマウスおすすめ5選も用意しています。
それでも有線を選ぶ理由は3つある
無線をすすめてきましたが、有線が残る理由も公平に挙げます。
当てはまるなら、有線を選んで問題ありません。
理由1。同じ性能なら安く買える
いちばん現実的な理由です。
無線は電池と通信の部品を積むぶん、同じ性能でも価格が上がります。
予算を1万円以下にしたいなら、有線のほうが候補は豊富です。
ボタンの多い有線機を探しているならLogicool G502 Xのレビューが参考になります。
Logicool G304のレビューのように、安価な無線もありますが数は限られます。
理由2。充電を気にしなくていい
2つ目は使い方の話をしましょう。
有線は電池が切れて途中で止まることがありません。
充電を忘れる自覚がある人には、この安心感がありがたくなります。
理由3。USBの端子を1つ使わずに済む
3つ目は見落とされやすい点です。
無線はレシーバーを挿すために、USBの端子を1つ占有します。
ノートパソコンなど端子が少ない環境では、これが問題になることがあります。
CAUTION ✕ 悪い例 → ○ 良い例
✕ 悪い例:無線は遅延すると聞いていたので有線を買いました。実際はケーブルが机の縁に引っかかって、振り向くたびに抵抗を感じています。
○ 良い例:遅れが問題ないと確かめたうえで無線にしました。予算が足りなかったぶんは、マウスパッドを大きいものに回しています。
無線のゲーミングマウスを買うときに確認すること
確認するのは、電池の持ち・充電しながら使えるか・レシーバーの収納の3つです。
どれも製品ページに書かれているので、順に見ていきましょう。
確認1。電池の持ち時間
製品ページには、光る機能を切った状態での持ち時間が書かれていることが多くなっています。
数十時間から百時間以上あれば、充電は数日に一度で十分です。
確認2。充電しながら使えるか
多くの機種は、ケーブルを挿せば充電しながらそのまま使えます。
これができれば、電池が切れても遊びを中断しないで済むわけです。
確認3。レシーバーの収納場所があるか
細かい点ですが、持ち運ぶ人には大きな差になります。
本体の裏にレシーバーをしまえる機種も存在します。収納の有無まで見ておけば、カバンの中でレシーバーを無くす心配もありません。
ケーブルが気になるなら先にマウスバンジーを試す
ケーブルの引っかかりは、マウスバンジーで解決できることがあります。
マウスバンジーは、ケーブルを持ち上げて支える小さな道具です。机の縁への引っかかりが消えるので、振り向きの抵抗がかなり減ります。
千円台から買えるものもあるので、マウスごと買い替える前に試してみてください。
これで足りるなら、その予算はマウスパッドや他のデバイスに回せます。
有線と無線で迷ったときの決め方
予算に余裕があるなら無線、価格を抑えたいなら有線です。
上から順に答えていくと、片方に決まります。
手順1。予算が1万円を超えるか
1万円以下に抑えたいなら、有線を中心に探してください。超えられるなら、無線が候補に入ります。
手順2。充電を続けられるか
数日に一度の充電を続けられそうにないなら、有線のほうが合います。
あなたはスマートフォンの充電を忘れることがありますか?
忘れがちなら、無理せず有線にしておきましょう。
手順3。あとは機種の中身で選ぶ
ここまで来たら、接続方式の話は終わりです。
重さ・形・ボタンの数といった、機種ごとの中身で決めてください。候補はゲーミングマウスおすすめ9選に用途別で並べました。
まとめ:ゲーミングマウスの有線と無線は予算で決まる
要点を整理しておきます。
POINT この記事のまとめ
- 専用レシーバーを使う無線なら、遅れは判断材料になりません
- Bluetoothだけの機種はゲームに向かないので避けてください
- 無線は重いという話は古く、48g台の無線も出ています
- 有線が残る理由は価格・充電・USB端子の3つです
- 迷ったら無線を選んで構いません
- 有線のケーブルが不満なら、まずマウスバンジーを試してください
有線と無線の議論は、情報が古いまま語られ続けている分野です。
今は接続方式ではなく、予算と機種の中身で選ぶ時代になりました。感度の設定まで詰めたい人は、マウスのDPIとは?おすすめ設定もあわせてご覧ください。
無線にすると、机の上からケーブルが1本消えます。一度慣れると、有線には戻りにくくなりますよ。
RYOTA