スピーカーを買おうと思うんだけど、2.1chとか出力何Wとか書いてあってよく分からなくて。何を基準に選べばいいの?
悩む人
スペック表を開いても、どこを見ればいいか分からないですよね。
結論、最初に決めるのは置き場所で、出力のワット数でもブランドでもありません。
なぜなら、机の下にスペースがあるかどうかで選べる種類が変わってしまうからです。
そしてもう1つ、接続にも落とし穴があるのですが、Bluetoothを選ぶと後悔します。
Bluetoothは音を圧縮して送る分、FPSなどの銃撃音が一瞬遅れて聞こえてきます。
POINT この記事でわかること
ゲーミングスピーカーを置き場所と接続方法から選べるようになります。あわせて2.0chと2.1chの違いと、同じ製品でも音が変わる置き方まで押さえられます。
NOTE 本記事の情報について
本記事は一般的なデスクトップスピーカーの構造をもとに構成しています。対応する接続方法は製品によって違うので、購入前に商品ページの仕様表を確認してください。
数字のスペックより、置ける場所とつながる方法が先です。順番に見ていきましょう!
RYOTA
【結論】確認するのは3項目
見るのは置き場所・構成・接続の3つだけです。
この順番で決めていってください。
順番に決めていけば、スペック表を読み込まなくても候補は絞れます。
| 順番 | 決めること | 選択肢 |
|---|---|---|
| 1 | 置き場所 | 机の下が空いている/いない |
| 2 | 構成 | 2.1ch/2.0ch |
| 3 | 接続 | USB/3.5mm/光デジタル |
3つ決まれば候補は数機種まで絞れますが、順番を飛ばすと届いてから置き場所に困ります。
出力のワット数は、机の上で使うぶんには気にしなくて大丈夫です。数十Wもあれば、近い距離では十分すぎるほど鳴ってくれます。
2.0chと2.1chの違いは、低音専用の箱があるかどうか
違いは低音専用のサブウーファーが付くかどうかだけで、音の広がり方そのものは変わりません。
まず、机の下に靴箱くらいの箱を置けるか思い浮かべてみてください。
| 構成 | 中身 | 置き場所 |
|---|---|---|
| 2.0ch | 左右2本のスピーカー | 机の上だけで完結します |
| 2.1ch | 左右2本+低音専用の1台 | 床か机の下が要ります |
2.1chの「.1」がサブウーファーと呼ばれる低音専用の箱で、あるかないかで爆発音の重さや音楽の厚みが変わります。
ただし置き場所が無いまま買うと、本当に困ります。
余裕が無いなら、迷わず2.0chを選んでください。接続はBluetoothを避ける
つなぎ方は4種類あります。
- USB:パソコンから1本で音を送れます
- 3.5mm:モニターやパソコンのイヤホン端子から取れます
- 光デジタル:ノイズの影響を受けにくくなります
- Bluetooth:配線は減りますが、音がずれます
ゲームで使うなら答えは1つで、ケーブルでつないでください。
配線が増えるのは分かります。
それでも、銃撃音が遅れて聞こえるストレスには代えられません。
✕ 悪い例:配線を減らしたくてBluetoothを選ぶ- ケーブルが嫌でBluetooth接続の製品を買う
- 銃撃音が一瞬遅れて聞こえる
- 結局ケーブルでつなぎ直す
- パソコンならUSBか3.5mmでつなぎます
- PS5ならUSBか光デジタルの対応を確認します
- Bluetoothは音楽や動画用と割り切ります
遅延そのものの考え方はワイヤレスのゲーミングヘッドセットでも解説しました。
置き方で音が変わる。高さと距離をそろえる
守るのは左右の距離・耳の高さ・向きの3点です。
同じスピーカーでも、置き方だけで聞こえ方は変わります。
守りたい条件は3つです。
- 左右を等距離に置く:片方が壁際だと音の中心がずれます
- 耳の高さに近づける:机に直置きだと下から聞こえます
- スピーカーを自分のほうへ向ける:正面を向いていないと定位がぼやけます
いちばん差が出るのは耳の高さに近づける2つ目なので、まずはそこから試してみてください。
台やスタンドで数センチ上げるだけで、別の製品かと思うくらい変わります。手持ちの箱でも代用できますが、左右の高さをそろえたいなら専用のスタンドが早いです。
audio-technica(オーディオテクニカ)
オーディオテクニカ AT-ST3
6,000円前後(参考)
ここが強い
- スピーカーを持ち上げて、耳の高さへ近づけられる
- 2台1組なので、左右の高さをそろえやすい
- ★4.5(119件)と、アクセサリとしては評価が集まっている
ここは注意
- 耐荷重3.0kgなので、大型のスピーカーには使えない
- 高さは固定式で、細かい調整はできない
保証:国内正規品。メーカー保証あり(期間は販売ページで要確認)(条件は公式サイトで要確認)
| 種類 | 卓上スピーカースタンド |
|---|---|
| 入数 | 2台1組 |
| 耐荷重 | 3.0kg |
| 色 | ブラック |
| 参考価格 | 6,000円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認) |
机に直置きすると、天板の振動が乗る
低音がぼやける原因は、天板がスピーカーと一緒に鳴っているからです。
音がぼやけると感じている方は、スピーカーの下を見てください。
スピーカーは振動して音を出す機材なので、机に直接置くと振動が天板へ伝わって一緒に鳴ります。
そのせいで低音がぼやけたり、キーボードを打つ振動を拾ったりするんですよ。
対策は簡単で、間にゴムやフェルトを挟むだけです。
まずは手持ちのもので試してみて、それで変わるようならインシュレーターという専用品もあります。
audio-technica(オーディオテクニカ)
オーディオテクニカ AT6098a
3,600円前後(参考)
ここが強い
- スピーカーと天板の間に挟んで、振動が伝わるのを抑える
- 8個入りなので、左右2台に4点ずつ置ける
- ★4.5(119件)と評価が安定している
ここは注意
- ゴムやフェルトで代用できる場面も多い
- 効果の感じ方は、机の材質によって変わる
保証:国内正規品。メーカー保証あり(期間は販売ページで要確認)(条件は公式サイトで要確認)
| 種類 | インシュレーター |
|---|---|
| 入数 | 8個1組 |
| 素材 | ステンレス削り出し+高密度ウレタン |
| 色 | シルバー |
| 参考価格 | 3,600円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認) |
FPSをやるなら、スピーカーより先にヘッドセット
FPSで足音を聞き分けたいなら、スピーカーよりヘッドセットのほうが有利です。
スピーカーは左右の音がどちらも両方の耳に届くので、足音がどちらから鳴っているかを掴みにくくなります。
ヘッドセットやイヤホンなら左右が完全に分かれるため、同じ価格でも足音の聞き分けでは有利です。
つまりFPSで勝ちたいなら、先に耳元を固めてください。
迫力を楽しむのはそのあとでも遅くありません。
価格帯ごとの機種はゲーミングヘッドセットおすすめ5選にまとめました。
耳を塞がれるのが苦手な方はゲーミングイヤホンおすすめ5選もどうぞ。
モニター内蔵から乗り換える価値があるか
乗り換えて変わるのは低音の量だけで、聞き取りやすさはほとんど変わりません。
いま内蔵スピーカーで聞いている方に、正直なところをお伝えしますね。
内蔵と外付けではっきり変わるのは低音の量だけで、会話や効果音の聞き取りやすさは思ったほど変わりません。
つまり迫力が欲しいなら乗り換える価値があります。
逆に「聞き取れれば十分」と感じているなら、そのままで問題ありません。
内蔵しているモニターはスピーカー内蔵ゲーミングモニターにまとめました。
そもそも必要か迷っている方はゲーミングスピーカーは必要かを先にどうぞ。
まとめ:置き場所を決めてから、構成と接続を選ぶ
最後に、選ぶ順番を振り返っておきましょう。
- 最初に決めるのは置き場所です
- 机の下が空いているなら2.1ch、無いなら2.0chを選んでください
- ゲームで使うならBluetoothは避けて、USBか3.5mmにします
- 左右を等距離に、耳の高さに近づけて置きましょう
- 机に直置きせず、間にゴムやフェルトを挟むと低音が締まります
出力のワット数で悩んでいた方も、判断の軸が決まったと思います。
置ける大きさとつながる方法を先に絞ってから、最後に音の好みで選んでくださいね。
置き方を変えるだけで、同じ機種とは思えないほど印象が動きます。買ったあとに数センチ上げてみるのを、ぜひ試してください!
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