ゲーミングPCが届いたんだけど、どこに置けばいいのか迷ってて。机の上は狭いし、床に置いてもいいのかな?
悩む人
結論、条件が許すなら机の上に置いてください。
理由は3つあります。
ホコリを吸いにくいこと、排熱に余裕が出ること、音が床に伝わらないことです。
とくに差が出るのがホコリで、机の上なら年2回の清掃で足りるところが、床置きだと3〜4か月に1回になります。
ただし、本体の重さが10kgを超えるものもあります。
置く前に、天板の耐荷重だけは確認してください。
POINT この記事でわかること
机の上・机の下・床の3パターンで、排熱とホコリと音がどう変わるかを比較できます。あわせて床に置かざるを得ないときの対策と、やってはいけない置き方まで押さえられます。
NOTE 本記事の情報について
本記事は一般的なデスクトップPCの構造をもとに構成しています。清掃の頻度は当サイトが設置環境ごとに整理した目安で、部屋の状況によって前後します。
置き場所は「あとで直せばいい」と思われがちですが、掃除の手間と音に直結します。最初に決めておきましょう。
RYOTA
【結論】机の上が有利。床は掃除の回数が倍以上になる
机の上なら清掃は年2回、床置きだと3〜4か月に1回まで増えます。
| 置き場所 | 排熱 | ホコリ | 音 | 清掃の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 机の上 | ◎ 風が抜けます | ◎ 少なめです | ◎ 床に響きません | 年2回 |
| 机の下(開放) | ○ 問題ありません | △ やや吸います | ○ 気になりません | 3〜4か月に1回 |
| 床に直置き | △ 場所によります | ✕ よく吸います | △ 振動が伝わります | 3〜4か月に1回 |
| 棚の中(三方が壁) | ✕ 熱がこもります | △ やや吸います | ✕ 音が反射します | 3〜4か月に1回 |
いちばん避けたいのが三方を囲まれた棚への収納なので、そこだけは覚えておいてください。
吸った空気がその場に滞留するので、温度を保つためにファンが回り続けます。
理由1:床のホコリは想像より高く舞い上がる
床のホコリは、歩くだけで数十センチの高さまで舞い上がるものです。
本体の吸気口が床に近いほど、それをまともに吸い込む位置関係になります。
そのぶんフィルターの目詰まりも早く進む計算です。
カーペットの部屋では、条件がさらに厳しくなります。
繊維クズが加わるぶん、フローリングより短い間隔での確認が必要です。
清掃の手順と道具はゲーミングPCの掃除にまとめたので、あわせて読んでみてください。
理由2:ホコリがたまると、そのまま寿命に響く
ホコリは、部品の寿命をそのまま縮める原因です。
ホコリが積もると排熱の効率が落ちます。
温度が上がった状態で使い続けると、部品への負担がそのぶん増える流れです。
とくに電源ユニットは寿命の目安が2〜5年と幅広く、使用環境で結果が変わる部品です。
置き場所を変えるだけで負担を減らせるので、ぜひ試してみてください。
パーツごとの年数はゲーミングPCの寿命で整理しました。
理由3:床置きは音が伝わって大きく感じる
床に直置きすると、ファンの振動が床材に伝わって音が増えます。
本体そのものが鳴っているわけではなく、床が響いている状態です。
同じ回転数でも、机の上に置いたときより大きく聞こえます。
フローリングは特に響きやすいので、台を1つ挟んでみてください。
それだけで体感が変わります。
音の原因が置き場所なのか、それ以外なのかを切り分けたい方はゲーミングPCがうるさい原因をどうぞ。
それでも床に置くときの対策
机に置けない事情がある方は、ここだけ実行してください。
- 直置きをやめて台に乗せる:10cmほど浮かせるだけで吸い込む量が減ります
- 壁から10cm以上離す:背面の排気をふさがないようにします
- 吸気口の向きを部屋の中央へ:壁際のホコリだまりを避けられます
- フィルターを2〜3か月ごとに確認する:目詰まりする前に洗えます
このうち効果が大きいのは台に乗せることです。
キャスター付きの台を使えば、掃除のたびに引き出せるので手間も減ります。
やってはいけない置き方が3つある
避けたいのは、囲まれた棚・壁への密着・直射日光の3つです。
✕ 悪い例:熱がこもる置き方- デスク下の三方が囲まれた収納棚に押し込む
- 背面を壁に密着させる
- 直射日光が当たる窓際に置く
- 前後に手のひら1枚ぶんの隙間を空けます
- 吸気側の前に物を置かないようにします
- 日が当たらない位置に移します
窓際は見落とされがちなので、夏場の室温まで含めて考えてください。
冷やす前提の空気が温まっていると、ファンの回転数も上がりっぱなしになります。
机の上に置くなら、耐荷重とモニターの位置を先に確認する
机に乗せる前に見るのは、天板の耐荷重とモニターの位置です。
ゲーミングPCの本体は、ミニタワーでも7kg前後、大型なら15kgを超えるものがあります。
モニターと合わせると天板への負担は大きくなるので、耐荷重の記載を先に見てください。
あなたの机は、何kgまで耐えられますか?本体を置いてモニターの位置が窮屈になる場合は、モニターアームで逃がす方法があります。
設置例はAmazonベーシック モニターアームのレビューで紹介しました。
昇降デスクを使えば、本体を置いたまま高さを変えられます。
実際の使い勝手はFlexiSpot E8のレビューにまとめてあります。
まとめ:置き場所は掃除の回数と音を決める
最後に、要点を振り返っておきましょう。
- 条件が許すなら机の上に置いてください。清掃は年2回で足ります
- 床置きは3〜4か月に1回の清掃が必要になります
- 直置きを避けて台に乗せるだけで、吸い込むホコリは大きく減ります
- 三方が囲まれた棚と、壁に密着させる置き方は避けてください
- 机に乗せる前に、天板の耐荷重を確認しましょう
置き場所は一度決めたら、しばらく変えないものです。
だからこそ最初に決めておくと、あとの手間がまるごと減ります。
床に直置きしている人は、まず台を1つ挟んでみてください。それだけで掃除の回数が半分になりますよ。
RYOTA