V2 ProってV2Xの4倍以上の値段だよね。ワイヤレスになっただけでそんなに変わるの?チタンコートって言われても、正直ピンとこない…

悩む人

結論、BlackShark V2 Proはケーブルの煩わしさから完全に解放されたい人、マイクを含めて競技用途に振り切りたい人には「買い」の1台です。

チタンコートドライバーによる音の分割・取り外し可能なマイク・FPS専用オーディオプロファイルの3つが上積みです。

この3点に、4倍を超える価格差の理由が詰まっています。

競技向けの機種に共通する条件は、ゲーミングヘッドセットのプロ使用率にまとめました。

BlackShark V2 Proを調べていると、多くの人が価格差の大きさに立ち止まります。

有線のV2Xと比べて、V2 Proは驚くほど値段が違うからです。

同じBlackSharkの名前を背負いながら、参考価格は約2万8千円と約6千円です。

4倍を超える開きは、単なる無線化の対価だけでは説明がつきません。

そこでV2 Proだけが持つ機能を一つずつ分解し、Amazonの評価データもあわせて、その差額に見合う人を整理します。

POINT この記事でわかること

強みは、チタンコート50mmドライバー・取り外し可能なHyperClearマイク・FPS用のオーディオプロファイルの3つです。注意点は、音楽鑑賞向きの低音ではないことと側圧のやや強さになります。両方を見比べて、有線のV2Xとの4倍を超える価格差に見合うかを判断できる内容です。Amazonの評価データとG PRO X 2との違いまで整理しました。

NOTE 本記事の情報について

本記事は、メーカーおよび販売ページの公表スペックと、Amazonの評価データ(2026年7月時点)をもとに構成しています。

先に価格と購入先だけ見たい方は、こちらからどうぞ。

Razer

Razer BlackShark V2 Pro

27,980円前後(参考)

Razer BlackShark V2 Pro の商品画像

競技FPSの定番ワイヤレス。「聴き勝つ」ための性能に全振りした1台。

✓ FPS・TPSに強い

接続HyperSpeed Wireless(2.4GHz)/Bluetooth 5.2(有線非対応)重さ320gドライバーRazer TriForce チタン 50mm

ここが強い

  • eスポーツ大会でも使われる定位性能
  • 遮音性が高く足音に集中できる
  • ワイヤレスでケーブルの煩わしさゼロ

ここは注意

  • 音楽鑑賞向きのリッチな低音ではない
  • 側圧はやや強め

保証:メーカー保証2年(条件は公式サイトで要確認)

定位 5.0 装着感 4.0 マイク 4.5 汎用性 4.0 コスパ 4.0
当サイトスコア 21.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
接続 HyperSpeed Wireless(2.4GHz)/Bluetooth 5.2(有線非対応)
重さ 320g
ドライバー Razer TriForce チタン 50mm
バッテリー 最大70時間
マイク 着脱できるHyperClear 超広帯域マイク
参考価格 27,980円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

【結論】「聴き勝つ」ための上積みに価値を感じるかがすべて

Razer BlackShark V2 Proを買うべき人と見送るべき人を左右に並べた比較図。左にケーブルからの解放や競技用途重視、右に低音重視や側圧が気になる人を挙げている。

足音を聴き分けることに振り切った、競技用のワイヤレス機です。

当てはまるかどうか、下の2行で確かめてください。

  • 買うべき人:ケーブルの煩わしさから完全に解放されたい人、マイクを含めて競技用途に振り切りたい人、遮音性の高さを重視する人
  • 見送るべき人:予算を3万円近くまで出せない人、音楽鑑賞でリッチな低音を求める人、側圧の強さが気になりやすい人

V2 Proの価値は、単に「ワイヤレスになったV2X」ということではありません。

音を分割するドライバーと、外せるマイクが上積みの中身になります。

さらにFPS用に作り込まれたオーディオプロファイルという、競技用途に振り切った3つの上積みがあります。

Razer

Razer BlackShark V2 Pro

競技FPSの定番ワイヤレス。「聴き勝つ」ための性能に全振りした1台。

Razer BlackShark V2 Pro の商品画像
定位 5.0 装着感 4.0 マイク 4.5 汎用性 4.0 コスパ 4.0
当サイトスコア 21.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
接続 HyperSpeed Wireless(2.4GHz)/Bluetooth 5.2(有線非対応)
重さ 320g
ドライバー Razer TriForce チタン 50mm
バッテリー 最大70時間
マイク 着脱できるHyperClear 超広帯域マイク
参考価格 27,980円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

ゲーム適合

VALORANT Apex FF14

ここが強い

  • eスポーツ大会でも使われる定位性能
  • 遮音性が高く足音に集中できる
  • ワイヤレスでケーブルの煩わしさゼロ

ここは注意

  • 音楽鑑賞向きのリッチな低音ではない
  • 側圧はやや強め

保証:メーカー保証2年(条件は公式サイトで要確認)。 Amazon発送商品は原則、到着後30日以内の返品に対応(状態・条件あり)。

スペックを分解。V2Xから何が上乗せされたか

Razer BlackShark V2 Proの主要スペックを1枚にまとめた図解。チタンコート50mmドライバーの3分割、取り外し可能なHyperClearマイク、FPS用オーディオプロファイル、無線2系統を引き出し線で示している。

チタンコート50mmドライバーと着脱式マイクが、この機種の中身です。

チタンコートの50mmドライバーが高・中・低を3分割

本機が搭載するのは、Razer TriForceと呼ばれるチタンコート(振動板にチタンの薄膜を施す加工)の50mmドライバーになります。

高音・中音・低音の3つの帯域を分割して再生する設計です。

足音のような高い帯域の音と、爆発音のような低い帯域の音が、互いに埋もれにくくなることをねらっています。

V2Xも同じ50mmドライバーを積んでいますが、チタンコートと3分割という作り込みの深さが、V2 Proならではの上乗せ分になります。

取り外し可能なHyperClearマイクで通話品質も確保

マイクはHyperClearスーパーワイドバンドという名称で、取り外し可能なタイプです。

V2Xのマイクは着脱ができない仕様でしたが、V2 Proでは使わない場面で外しておける柔軟さが加わりました。

ワイドバンド(人の声の帯域を広く拾う方式)に対応している分、通話や配信での聞き取りやすさもねらった設計です。

プロ向けにチューニングされたFPS用オーディオプロファイル

本機には、プロ向けにチューニングされたFPS用のオーディオプロファイルが用意されていて、ヘッドセット本体側で設定を切り替えられます。

トップクラスのeスポーツプロとのコラボレーションで設計されたことも公式が説明していて、競技シーンでの使用を前提にした作り込みがうかがえます。

ヘッドセット全体から選び直したい人は、ゲーミングヘッドセットおすすめ5選もあわせてチェックしてみてください。

HyperSpeed WirelessとBluetoothの2系統に対応

接続はHyperSpeed Wireless(2.4GHz帯を使う低遅延の無線方式)とBluetoothの両方に対応しています。

ゲーム中はHyperSpeedで遅延を抑えつつ、スマホとの接続にはBluetoothを使うといった使い分けができる構成です。

購入前に知っておきたい弱点は2つ

Razer BlackShark V2 Proの2つの弱点を上下に並べた図解。上段は音楽鑑賞向きの低音ではないこと、下段は遮音性と引き換えの側圧のやや強さを示している。

買う前に、この2つは必ず確かめてください。

  1. 音楽鑑賞向きのリッチな低音ではない — FPS用に帯域を分割してチューニングしている分、低音の迫力を求める音楽鑑賞ではやや物足りなさを感じそうです。
  2. 側圧はやや強め — 遮音性の高さと引き換えに、締め付けを強めに感じる人もいるはず。長時間プレイでは、装着位置をこまめに直すことになります。

Amazonでの評価は?【2026年7月時点】

実際に使っている人の評価も見ておきましょう。

V2 ProのAmazonでの評価は、★4.1(293件)です(2026年7月時点)。

293件という件数は、6,000件を超えるG304や1万件を超えるCloud IIIと比べると、まだ少なめの部類に入ります。

ワイヤレス上位機という価格帯の性質上、購入者の数自体が有線の入門機ほど多くならないのは自然な流れです。

とはいえ★4.1という評価点は、大きく崩れた数字ではありません。

有線モデルほど評価の件数が多くない点を差し引いたうえで、公表スペックの中身とあわせて判断材料にするのがよさそうです。

V2Xとの価格差、4倍を超える開きは何に対する対価か

有線のV2XとワイヤレスのV2 Proの価格差が何に対する対価かを示した図解。ワイヤレス対応、取り外し可能なマイク、FPS用オーディオプロファイルの3つを段積みで表している。

V2Xの参考価格が約6,490円なのに対し、V2 Proは約27,980円と、4倍を超える開きがあります。

この差額の中身は、大きく3つです。

HyperSpeed WirelessとBluetoothによるワイヤレス対応が入りました。

加えて取り外し可能なマイクへのアップグレードと、FPS用オーディオプロファイルという専用チューニングです。

逆にいえば、これらに価値を感じないなら、有線でも音の聞き取りやすさ自体は評価されているV2Xで足りる可能性は十分にあります。

BlackShark V2Xのレビューでは、有線モデル側の実力もまとめました。

なお同じ無線でも、マイクの着脱を諦めれば1万円ほど安く済みます。

40g軽くて有線にも戻れるBlackShark V2 HyperSpeedレビューも見比べてください。

ケーブルの煩わしさをゼロにしたい、マイクを外して身軽に使いたいという具体的な必要性があるかどうかが、この価格差を埋める分かれ目になります。

ライバル比較。ワイヤレスヘッドセットとしての立ち位置

V2X、V2 Pro、G PRO X 2の3機種を階段状に並べた立ち位置の比較図。有線から無線、さらに3way接続とグラフェンドライバーへと選択肢が広がる流れを示している。

製品名 参考価格 接続重さドライバーマイクバッテリー ひとこと
Razer Razer BlackShark V2 Pro 27,980円前後 HyperSpeed Wireless(2.4GHz)/Bluetooth 5.2(有線非対応)320gRazer TriForce チタン 50mm着脱できるHyperClear 超広帯域マイク最大70時間 競技FPSの定番ワイヤレス。「聴き勝つ」ための性能に全振りした1台。
Razer Razer BlackShark V2 X 6,490円前後 有線(3.5mm)約240g50mm着脱不可(跳ね上げ式ではない) 「まず足音が聴こえる環境」を最安クラスで。FPS入門ヘッドセットの鉄板。
Logicool G Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED 27,564円前後 ワイヤレス/Bluetooth/有線の3way約345gグラフェン50mm最大約50時間 音の解像度で選ぶハイエンド。環境を1台で完結させたい人の最上位候補。

ハイライトは、その列の最良値(価格・重さ・バッテリーなど数値で比較できる項目のみ)

数字を並べると、V2 Proは有線のV2Xに対してワイヤレス化とマイクの着脱が上積みです。

さらに上には、グラフェンドライバーを積むLogicool G PRO X 2という選択肢もあります。

G PRO X 2は3way接続と約50時間のバッテリーという強みを持ち、価格はV2 Proとほぼ並びます。

詳しくはG PRO X 2のレビューで確認してください。

有線でよければV2X、ワイヤレスでマイクを外したいならV2 Proです。

3way接続まで求めるならG PRO X 2、という順で選択肢が広がっていきます。

まとめ:Razer BlackShark V2 Proは「聴き勝つ」ための上位ワイヤレス機

V2 Proは、FPSで足音を取りにいく人なら買いです。

  • チタンコート50mmドライバーで高・中・低を3分割し、音の埋もれを抑える設計
  • 取り外し可能なHyperClearマイクとFPS専用オーディオプロファイルで競技用途に特化
  • 弱点は音楽鑑賞向きの低音ではないこと側圧のやや強さの2つ
  • 有線のV2Xとの価格差は4倍を超える。ワイヤレス化とマイク・チューニングの上積みに価値を感じるかが判断基準

ケーブルの煩わしさから解放されたい、マイクを含めて競技用途に振り切りたいという人には、V2 Proは価格差を払う理由がある1台です。

予算を抑えたいなら、まずはV2Xから試すという選択肢も残っています。

Razer

Razer BlackShark V2 Pro

競技FPSの定番ワイヤレス。「聴き勝つ」ための性能に全振りした1台。

Razer BlackShark V2 Pro の商品画像
定位 5.0 装着感 4.0 マイク 4.5 汎用性 4.0 コスパ 4.0
当サイトスコア 21.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
接続 HyperSpeed Wireless(2.4GHz)/Bluetooth 5.2(有線非対応)
重さ 320g
ドライバー Razer TriForce チタン 50mm
バッテリー 最大70時間
マイク 着脱できるHyperClear 超広帯域マイク
参考価格 27,980円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

ゲーム適合

VALORANT Apex FF14

ここが強い

  • eスポーツ大会でも使われる定位性能
  • 遮音性が高く足音に集中できる
  • ワイヤレスでケーブルの煩わしさゼロ

ここは注意

  • 音楽鑑賞向きのリッチな低音ではない
  • 側圧はやや強め

保証:メーカー保証2年(条件は公式サイトで要確認)。 Amazon発送商品は原則、到着後30日以内の返品に対応(状態・条件あり)。

少しでも安く買いたい人へ:本機はセールで価格が動きやすいモデルです。

セール時期の完全ガイドに、値下がりの狙い目と安く買うコツをまとめました。

4倍を超える価格差は、正直小さくありません。ただマイクを外して使える柔軟さと、ケーブルのないFPSは、一度手に入れると戻りにくい快適さだと思います。まずはV2Xとどちらが自分に必要かを見比べてみてくださいね。

RYOTA