プロが使ってるヘッドセットを買えば間違いないかなと思ってるんだけど、調べるとサイトによって書いてあることがバラバラで…。結局どれがプロ使用率トップなの?
悩む人
結論、プロ使用率の数字は追いかけなくて構いません。
理由は単純で、使用機種はスポンサー契約で決まっている面があり、集計した時点からも動くためです。
そのかわりプロの選択には共通する4つの条件があり、こちらは何年も変わっていません。
この記事では、数字が当てにならない理由を先に説明したうえで、その4条件と最新情報の確かめ方をお伝えします。
POINT この記事でわかること
プロ使用率のランキングをそのまま信じてはいけない理由が分かり、代わりに何を見て選べばいいのかがはっきりします。自分で最新の使用機種を確かめる方法まで扱うので、記事の鮮度に左右されなくなります。
NOTE この記事の立ち位置
当サイトは独自の使用率調査を行っていません。数百人規模の集計を掲載している媒体もありますが、当サイトはその数字を借りてくるのではなく、公開されている一次情報から確かめられることだけを扱います。
「プロ使用率No.1」を探すより、なぜその条件に落ち着くのかを知るほうが長く役に立ちますよ!
RYOTA
【結論】ゲーミングヘッドセットのプロ使用率は数字で追わない
プロ使用率のランキングは追わず、選択が収束する4条件で選びます。
なぜそうなるのか、順にお話ししますね。
追うべきものと、追わなくていいものを分けました。
| 追わなくていい | 追う価値がある | |
|---|---|---|
| 内容 | 使用率のランキング | 選択が収束する4条件 |
| 理由 | スポンサーと集計時点で動く | 何年も変わっていない |
| 使い方 | 参考程度に眺める | 自分の予算内で満たす |
4条件を満たしていれば、価格帯が違っても同じ土俵に立てます。
プロと同じ機種を買うことが目的ではないためです。
プロの使用率が当てにならない3つの理由
まず、数字を鵜呑みにできない理由から説明します。
遠回りに見えて、ここが一番の近道ですよ。
理由①スポンサー契約で使う機種が決まる
いちばん大きいのがこれです。
プロチームはデバイスメーカーとスポンサー契約を結んでいて、大会や配信ではその製品を使うことになります。
たとえばZETA DIVISIONの公式パートナー一覧には、SONYのINZONEが入っています。
つまり「いちばん良いから使っている」とは限らないわけです。
契約が変われば、翌年の使用率も変わります。
理由②集計した時点から動いている
2つ目は鮮度の問題です。
使用率をまとめた記事は、その時点のデータで作られています。
選手の移籍、チームのスポンサー変更、新製品の発売でランキングは動きます。
- 数か月前の集計が、今も同じとは限りません
- 記事のタイトルに年号が入っていても、中身が更新されているとは限りません
理由③プロと自分では環境が違う
3つ目は前提の違いです。
大会会場は騒がしいため、遮音性の優先度が家庭より高くなります。
長時間の練習が前提なので、装着感の基準も別物です。
同じ機種でも、使う環境が違えば最適解も変わります。
数字そのものより、その数字が生まれた事情を知っておくほうが役に立ちます!
RYOTA
プロのゲーミングヘッドセット選びが収束する4つの条件
では、何を見ればいいのでしょうか。
スポンサーの影響を差し引いても、競技で使われる機種には共通点が4つあります。
この4つだけ覚えて帰ってください。
| 条件 | 中身 |
|---|---|
| ① 遅れない接続 | 有線か2.4GHzワイヤレス。Bluetoothは使わない |
| ② 遮音性 | 周りの音を遮って足音に集中できる |
| ③ 定位の正確さ | 音の方向が正しく分かる |
| ④ マイクが口元に届く | 味方への指示が確実に伝わる |
この4つは、価格帯が違っても満たせます。
①遅れない接続は絶対に外せない
Bluetoothは音を圧縮して飛ばすため、どうしても遅れが生じます。
足音を聴いて動く場面では、この遅れが判断のズレにつながるのです。
有線か2.4GHzのワイヤレスか、というだけの話なので、商品ページで確認すればすぐ分かります。
接続方式の違いはワイヤレスのゲーミングヘッドセットおすすめ5選で詳しく扱いました。
②遮音性と③定位は密閉型で満たしやすい
会場の歓声を遮る必要があるため、競技向けは密閉型が中心です。
開放型は音の広がりで有利ですが、周囲の音が入ってきます。
定位については、7.1chのような機能の有無より左右が正確に鳴るかのほうが大事です。
この理由はゲーミングヘッドセットのサラウンドとは?で仕組みから説明しています。
④マイクは口元まで伸びる形を選ぶ
チーム戦では、味方への指示が届かないと機能しません。
口元まで伸びるブームマイクなら、声が近く届いて周りの音も相対的に埋もれます。
付き方の違いはゲーミングヘッドセットのマイク音質おすすめ5選にまとめました。
CAUTION ✕ 悪い例 → ○ 良い例
✕ 悪い例:「プロ使用率No.1」と書かれた機種を買いました。Bluetooth接続のモデルだったので、足音の位置がずれて聞こえます。
○ 良い例:接続方式から確認しました。2.4GHzで密閉型のモデルを選んだので、家でも大会と同じ聴こえ方に近づいています。
プロの使用機種を自分で確かめる3つの方法
確かめる方法は、公式ページ・大会の配信・スポンサー発表の3つです。
最新の情報がほしいときは、まとめ記事より一次情報を見てくださいね。
- チームや選手の公式ページ(使用デバイスを公開していることがあります)
- 大会の配信映像(選手席の映像で実機が映ります)
- メーカーのスポンサー発表(契約時にプレスリリースが出ます)
3つ目がいちばん早く動きます。
契約の発表を見れば、そのチームが次のシーズンに何を使うかが分かるためです。
気になる選手が1人いれば十分です
全員分を追う必要はありません。
自分と同じゲーム・同じ役割の選手を1人決めて、その人の環境だけ見るほうが参考になります。
100人の平均より、近い立場の1人のほうが自分に当てはまるからです。
4条件を満たすゲーミングヘッドセットの選び方
接続・型・マイクの順に絞れば、候補は数機種まで減ります。
実際に手を動かしてみてください。
やることは、次の3つだけです。
- 有線か2.4GHzかを決める(Bluetoothだけの機種を外す)
- 密閉型に絞る(開放型は競技向けから外れます)
- ブームマイクの有無を見る(チーム戦をするなら必須)
あとは予算と装着感で決めれば、プロ使用率を調べなくても外しません。
具体的な機種はゲーミングヘッドセットおすすめ5選で定位を軸に整理しました。
1万円以下で条件を満たしたい人は、1万円以下のゲーミングヘッドセットおすすめ5選もどうぞ。
まとめ:ゲーミングヘッドセットはプロ使用率より条件で選ぶ
ゲーミングヘッドセットのプロ使用率について整理してきました。
最後に要点だけ持ち帰ってください。
大事なところだけおさらいします。
- 使用率の数字はスポンサー契約と集計時点で動くので、追いかけなくていい
- プロの選択が収束するのは遅れない接続・遮音性・定位・マイクの4条件
- この4条件は価格帯が違っても満たせる
- 最新情報は公式ページ・大会配信・スポンサー発表で自分で確かめられる
- 全員の平均より、自分と近い立場の選手1人を見るほうが参考になる
4条件をすべて満たしていて、競技シーンでの実績もあるのがこの1台です。
Razer
Razer BlackShark V2 Pro
競技FPSの定番ワイヤレス。「聴き勝つ」ための性能に全振りした1台。
| 接続 | HyperSpeed Wireless(2.4GHz)/Bluetooth 5.2(有線非対応) |
|---|---|
| 重さ | 320g |
| ドライバー | Razer TriForce チタン 50mm |
| バッテリー | 最大70時間 |
| マイク | 着脱できるHyperClear 超広帯域マイク |
| 参考価格 | 27,980円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認) |
ゲーム適合
ここが強い
- eスポーツ大会でも使われる定位性能
- 遮音性が高く足音に集中できる
- ワイヤレスでケーブルの煩わしさゼロ
ここは注意
- 音楽鑑賞向きのリッチな低音ではない
- 側圧はやや強め
保証:メーカー保証2年(条件は公式サイトで要確認)。 Amazon発送商品は原則、到着後30日以内の返品に対応(状態・条件あり)。
Razer BlackShark V2 Pro の詳細レビューを読む →
少しでも安く買いたい人へ:ヘッドセットはセールでの値下がり幅が大きいジャンルです。
セール時期の完全ガイドに、値下がりのタイミングと安く買うコツをまとめました。
プロと同じ機種を買うことがゴールではありません。同じ条件を自分の予算で満たすほうが、ずっと近道ですよ!
RYOTA