EX-GDU271JLAQDって4Kで180Hzなんだよね。7万円台って高いけど、他の4Kと何が違うんだろう?

悩む人

結論、この機種は1台を2台として使うための構成にお金を払う機種です。

4K(3840×2160)で180Hz、フルHD(1920×1080)で360Hzを切り替えられます。

しかも、これで終わりではありません。

フルHDにしたときは、表示領域そのものを24型クラスまで縮められます。

27型のままFPSを遊ぶと視線移動が大きくなりますが、その問題を本体側で解決している設計です。

そこにMini LEDを2304ゾーンに区切ったバックライトと、リモコン、スピーカーまで載ります。

アイ・オー・データの創業50周年を記念した「GigaCrysta S」というラインの第一弾がこの機種です。

POINT この記事でわかること

7万円台という価格が二刀流DFRとMini LEDのどこに使われているのかが分かり、同じ4Kの安い機種との違いを判断できるようになります。あわせて画面サイズを縮める機能の意味まで押さえられます。

NOTE 本記事の情報について

本記事は、アイ・オー・データ機器および販売ページの公表スペックをもとに構成しています。この機種はAmazonの在庫が残り1点だったため、評価データは扱っていません。当サイトによる実機の使用体験ではありません。

「遊ぶジャンルが2つ以上ある人」に向いた機種です。順に見ていきましょう。

RYOTA

先に価格と購入先だけ見たい方は、こちらからどうぞ。

IODATA

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQD

74,800円前後(参考)

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQD の商品画像

4K 180HzとフルHD 360Hzの二刀流。1台で全部まかなう最上位。

✓ FPS・TPSに強い

サイズ27型解像度4K(3840×2160)リフレッシュレート4Kで180Hz/フルHDで360Hz(デュアルモード)※HDMI2端子のみ4Kで120Hz/フルHDで240Hz

ここが強い

  • 4K 180HzとフルHD 360Hzを切り替えられる
  • Mini LED 2304ZONEでHDRの明暗がはっきり出る
  • リモコンとスピーカーを標準搭載している

ここは注意

  • 価格が高い
  • Switch 2だけなら性能を大きく持て余す

保証:メーカー保証あり(期間は販売ページで要確認)(条件は公式サイトで要確認)

表示の滑らかさ 5.0 残像の少なさ 4.5 画質 5.0 機能の充実 5.0 コスパ 3.0
当サイトスコア 22.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
サイズ 27型
解像度 4K(3840×2160)
リフレッシュレート 4Kで180Hz/フルHDで360Hz(デュアルモード)※HDMI2端子のみ4Kで120Hz/フルHDで240Hz
パネル IPS方式(HFS)/Mini LEDバックライト(量子ドット)ノングレア
応答速度
入力端子 HDMI 2.1×2/DisplayPort×1
参考価格 74,800円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

【結論】EX-GDU271JLAQDを買うべき人と見送るべき人

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQDを買うべき人と見送るべき人を左右で比較した図。RPGもFPSも本気で遊ぶ人、4Kの美しさと競技サイズを両立したい人なら向き、ゲーム機が主な用途の人、予算を5万円以内に抑えたい人なら見送りという線引きを示している。

RPGもFPSも本気で遊ぶ人に向いていて、ジャンルが1つに決まっている人には向きません。

POINT 向き・不向きの早見

  • 買うべき人:RPGもFPSも本気で遊ぶ人、4Kの美しさと競技サイズを両立したい人、リモコンとスピーカーも欲しい人、国内メーカーの窓口を重視する人
  • 見送るべき人:ゲーム機が主な用途の人、予算を5万円以内に抑えたい人、遊ぶジャンルが1つに決まっている人
IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQD の商品画像
サイズ 27型
解像度 4K(3840×2160)
リフレッシュレート 4Kで180Hz/フルHDで360Hz(デュアルモード)※HDMI2端子のみ4Kで120Hz/フルHDで240Hz
パネル IPS方式(HFS)/Mini LEDバックライト(量子ドット)ノングレア
応答速度
入力端子 HDMI 2.1×2/DisplayPort×1
参考価格 74,800円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQDの当サイトスコア(22.5点/25点)

表示の滑らかさ 5.0 残像の少なさ 4.5 画質 5.0 機能の充実 5.0 コスパ 3.0
当サイトスコア 22.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
表示の滑らかさ 5.0 残像の少なさ 4.5 画質 5.0 機能の充実 5.0 コスパ 3.0
当サイトスコア 22.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
サイズ 27型
解像度 4K(3840×2160)
リフレッシュレート 4Kで180Hz/フルHDで360Hz(デュアルモード)※HDMI2端子のみ4Kで120Hz/フルHDで240Hz
パネル IPS方式(HFS)/Mini LEDバックライト(量子ドット)ノングレア
応答速度
入力端子 HDMI 2.1×2/DisplayPort×1
参考価格 74,800円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)
サイズ 27型
解像度 4K(3840×2160)
リフレッシュレート 4Kで180Hz/フルHDで360Hz(デュアルモード)※HDMI2端子のみ4Kで120Hz/フルHDで240Hz
パネル IPS方式(HFS)/Mini LEDバックライト(量子ドット)ノングレア
応答速度
入力端子 HDMI 2.1×2/DisplayPort×1
参考価格 74,800円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

4K帯を広く比べたい人は、4Kゲーミングモニターおすすめ5選を先に読んでみてください。

二刀流DFRで1台を2台にする

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQDの「二刀流DFRで1台を2台にする」を表にした図。

4K 180HzとフルHD 360Hzを、本体メニューから切り替えられます。

まず数字を整理しておきましょう。

モード解像度リフレッシュレート表示サイズ
4Kモード3840×2160180Hz27型
フルHDモード1920×1080360Hz27型/24型クラス

公式の製品ページには、こう書かれています。

4K180HzとFHD360Hzを切り換えられるDual Frame Rate機能や、画面を24型クラスに縮小

表示サイズまで変えられるのが、他社のデュアルモードとの違いになります。

つなぐ端子で上限が変わります

同じHDMIでも、1番と2番で出せる数字が違います。

公式仕様を見ないと気づけない部分なので、先に押さえておいてください。

つなぐ端子4KモードフルHDモード
DisplayPort180Hz360Hz
HDMI1180Hz360Hz
HDMI2120Hz240Hz

公式の仕様表には、次のように書かれています。

HDMI1:UHD/180Hz、FHD/360Hz HDMI2:UHD/120Hz、FHD/240Hz

パソコンをHDMIでつなぐなら、必ずHDMI1側に挿してください。

HDMI2に挿すと、この機種の売りである360Hzが240Hzまで落ちます。

なおPS5もSwitch 2も最大120fpsなので、ゲーム機をHDMI2に回す分には困りません。

なぜ画面を縮めるのか

FPSでは、視線を動かす距離が短いほど有利です。

27型を平面で置くと、左端から右端まで目を動かす距離が長くなります。

競技シーンで24型から25型が使われ続けているのは、この理由によるものです。

表示領域を24型クラスへ縮めれば、大画面と競技サイズを1台で行き来できます。

サイズと競技性の関係はゲーミングモニターのサイズは24と27インチどっち?で詳しく扱いました。

360fps出せる環境かどうかは別の話

正直な注意点も書いておきます。

モニターが360Hz出せても、パソコンが360fpsを作れなければ表示は増えません。

フルHDのVALORANTやCS2のような軽いタイトルなら届く可能性がありますが、重量級のタイトルでは難しくなります。

自分の環境で何fps出ているかは、PCのfps(フレームレート)を確認する方法で先に測ってください。

Mini LEDを2304ゾーンに区切る

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQDの「Mini LEDを2304ゾーンに区切る」を要点図にまとめた図。この機種はその4倍の細かさで明暗を制御しますを示している。

画質側も見ておきましょう。

公式には「Mini LED 2304ZONEに対応し」という記載があります。

CAUTION ✕ 悪い例 → ○ 良い例

✕ 悪い例:「Mini LED搭載」という表記だけを見て2機種を比べました。あとから調べたら片方は576ゾーン、もう片方は2304ゾーンで、明暗の細かさが4倍違うと知って驚いています。

○ 良い例:ゾーン数まで確認してから比べました。数が多いほど明暗の境目を細かく描けると分かったので、価格差の理由が納得できています。

同じIODATAのEX-GDQ271JLAQが576ゾーンなので、この機種はその4倍の細かさで明暗を制御します。

ゾーン数が増えるほど、明るい部分の周りに光がにじみません。

夜空に浮かぶ月のような場面で、はっきり差が出ます。

Mini LEDの仕組みそのものはIODATA EX-GDQ271JLAQレビューでも解説しました。

リモコンとスピーカーが付く

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQDの「リモコンとスピーカーが付く」を要点図にまとめた図。入力切換や音量調整のたびに、モニター裏へ手を回さずに済みますを示している。

リモコンとスピーカーが標準で付くので、動画を見る用途にも使えるモデルです。

公式の説明はこうです。

リモコンとスピーカーも標準搭載しており、ゲームはもちろん、動画編集や動画鑑賞など幅広い用途で活躍する1台です

入力切換や音量調整のたびに、モニター裏へ手を回さずに済みますよ。

当サイトが登録している25機種のうちスピーカー内蔵は12機種で、そのうち5機種がIODATAのGigaCrystaでした。

ブランドごとの傾向はスピーカー内蔵ゲーミングモニターおすすめ7選にまとめています。

7万円を超える機種で、ゲーム以外の使い道まで考えられているのは珍しい設計です。

ゲーム機をつなぐ場合

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQDの「ゲーム機をつなぐ場合」を1枚にまとめた図。ゲーム機をつなぐ場合を示している。

HDMI 2.1が2系統あるので、PS5とSwitch 2を挿しっぱなしにできます。

メーカーはSwitch 2の1440p 120Hzと4K 60Hzの両方に対応すると公表しています。

ただしPS5もSwitch 2も最大120fpsなので、4K 180HzやフルHD 360Hzという性能は使い切れません。

ゲーム機が主な用途なら、同じ予算を別の方向に使ったほうが満足度は高くなります。

ゲーム機中心の人はPS5のゲーミングモニターおすすめ5選を見てください。

あなたがこのモニターにつなぐ時間は、パソコンが長いでしょうか。それともゲーム機が長いでしょうか?

同じ4Kの3機種と比べる

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQDの「同じ4Kの3機種と比べる」を早見表にした図。—・EX-GDU271JLAQD・AOC U32G4を示している。

価格差が何に化けているのかを見てみましょう。

製品名 参考価格 サイズ解像度リフレッシュレートパネル応答速度入力端子 ひとこと
IODATA IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQD 74,800円前後 27型4K(3840×2160)4Kで180Hz/フルHDで360Hz(デュアルモード)※HDMI2端子のみ4Kで120Hz/フルHDで240HzIPS方式(HFS)/Mini LEDバックライト(量子ドット)ノングレアHDMI 2.1×2/DisplayPort×1 4K 180HzとフルHD 360Hzの二刀流。1台で全部まかなう最上位。
AOC AOC U32G4 46,736円前後 31.5型4K(3840×2160)160Hz(デュアルモードでフルHD 320Hz)Fast IPS1ms(GtG)HDMI 2.1×2/DisplayPort 1.4×1 4K 160HzとフルHD 320Hzの二刀流。PS5とPCを1台でまかなう。
ASUS ASUS ROG Strix XG32UCG 76,800円前後 31.5型4K(3840×2160)160Hz(デュアルモードでフルHD 320Hz)Fast IPS ノングレア1ms(GTG)/0.3ms(min.)HDMI 2.1×1/USB Type-C×1/DisplayPort 1.4×1 4KとフルHDを切り替えて使う31.5型。USB-C1本でノートにもつながる。
SONY SONY INZONE M9 II 90,000円前後 27型4K(3840×2160)160Hz(DisplayPort接続時/HDMIは144Hz)IPS ノングレアHDMI 2.1×2/DisplayPort 2.1×1 PS5と組ませる前提の27型4K。同じソニーでそろえる安心感。

ハイライトは、その列の最良値(価格・重さ・バッテリーなど数値で比較できる項目のみ)

EX-GDU271JLAQDAOC U32G4XG32UCG
価格約74,800円約46,736円約76,800円
デュアルモード4K180/FHD3604K160/FHD3204K160/FHD320
表示サイズ切替あり(24型クラス)
バックライトMini LED 2304ゾーン通常のLED通常のLED
スピーカーありなしなし
デュアルモードという条件だけなら、AOC U32G4のほうが2万8千円安く済みます。

この機種を選ぶ理由になるのは、Mini LEDによる画質、表示サイズの切り替え、そしてリモコンとスピーカーです。

ギアセンが調べた25機種の中での立ち位置

数字は横に並べてはじめて意味が出ます。ギアセンが実際に仕様を確認した25機種と比べてみましょう。

DATA ギアセン独自DB(モニター25機種)

  • パネル方式はIPS系で、これは25機種中15機種にあたります。バックライトはMini LEDです
  • 4K・27型で、サイズは27型クラス(13機種)に入ります
  • 180Hzは25機種中17位タイの速さです
  • デュアルモードで360Hzまで伸ばせます

同じ27型クラスの13機種をリフレッシュレート順に並べると、この機種は9番目に来ます。

順位機種最大Hzパネル
1LG UltraGear 27GX700A-B280Hz有機EL
2IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UEL280Hz有機EL
3IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA275HzIPS系
4Lenovo Legion 27-15240HzIPS系
5Dell Alienware AW2726DM240Hz有機EL
6IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JLAQ200HzIPS系/Mini LED
7IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JA180HzIPS系
8AOC Q27G40XMN180HzVA系/Mini LED
9IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQD180HzIPS系/Mini LED
10Lenovo LOQ 27Q-10180HzIPS系
11JAPANNEXT JN-i27G165U165HzIPS系
12SONY INZONE M9 II160HzIPS系
13Dell S2725DC144HzIPS系

条件を重ねると、候補は何台まで減るのか

スペックを1つずつ見ても、候補はなかなか絞れません。条件を重ねてみてください。

まず登録している25機種25機種
1回目27型クラスにしぼる13機種
2回目さらにIPS系にしぼる9機種
3回目さらに180Hz以上にしぼる6機種

3つの条件を全部満たすのは、25機種のなかで6機種です。 ほかはIODATA GigaCrysta EX-GDQ271JA、IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA、IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JLAQ、Lenovo Legion 27-15、Lenovo LOQ 27Q-10が該当します。

ここでの順位は市場全体の順位ではなく、ギアセンが仕様を登録している25機種の中での順位です。 この25機種は、各メーカーの公式仕様表で1台ずつ確認して登録しています。 うち1機種はメーカーがパネル方式を公開していないため、公表されている範囲で分類しています。

まとめ:ジャンルを絞れない人の1台

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQDのまとめ図。4K 180HzとフルHD 360Hzを本体メニューから切り替えられますなどの要点を並べている。

要点を整理しておきます。

POINT この記事のまとめ

  • 4K 180HzとフルHD 360Hzを本体メニューから切り替えられます
  • フルHD時は表示領域を24型クラスまで縮められます
  • Mini LEDを2304ゾーンに区切り、明暗の境目を細かく描きます
  • リモコンとスピーカーを標準搭載し、動画を見る用途にも向きます
  • HDMI 2.1が2系統あり、Switch 2の1440p 120Hzと4K 60Hzの両方に対応します
  • ただしHDMI2側は4K 120Hz/フルHD 240Hzが上限なので、パソコンはHDMI1に挿してください

7万円台という価格は、27型のモニターとしては高い部類です。

そのかわり「4Kの美しさもFPSの速さも、どちらも諦めたくない」という要求に、画面サイズまで含めて答えを出しています。

2台買うより安いと考えれば、価格の見え方も変わってきます。

IODATA

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQD

4K 180HzとフルHD 360Hzの二刀流。1台で全部まかなう最上位。

IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQD の商品画像
表示の滑らかさ 5.0 残像の少なさ 4.5 画質 5.0 機能の充実 5.0 コスパ 3.0
当サイトスコア 22.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
サイズ 27型
解像度 4K(3840×2160)
リフレッシュレート 4Kで180Hz/フルHDで360Hz(デュアルモード)※HDMI2端子のみ4Kで120Hz/フルHDで240Hz
パネル IPS方式(HFS)/Mini LEDバックライト(量子ドット)ノングレア
応答速度
入力端子 HDMI 2.1×2/DisplayPort×1
参考価格 74,800円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

ゲーム適合

VALORANT Apex FF14

ここが強い

  • 4K 180HzとフルHD 360Hzを切り替えられる
  • Mini LED 2304ZONEでHDRの明暗がはっきり出る
  • リモコンとスピーカーを標準搭載している

ここは注意

  • 価格が高い
  • Switch 2だけなら性能を大きく持て余す

保証:メーカー保証あり(期間は販売ページで要確認)(条件は公式サイトで要確認)。 Amazon発送商品は原則、到着後30日以内の返品に対応(状態・条件あり)。

少しでも安く買いたい人へ:モニターは買う時期で1万円近く動きます。

セール時期の完全ガイドに、値下がりの狙い目をまとめました。

在庫が動きやすい機種なので、注文前に販売元と在庫の表示を見てくださいね。

RYOTA