ゲーミングPCを調べてると「やめとけ」って意見をよく見かけるんだよね。20万円くらいの買い物だし、本当にやめたほうがいいのかな?

悩む人

結論、やめとけが本当に当てはまるのは3パターンだけです。

遊びたいゲームが軽いタイトルだけの人、置き場所と音の条件が厳しい人、そして本体の予算しか用意していない人になります。

見落とされやすいのは3つ目です。

当サイトで価格を確認した74製品から計算すると、周辺機器だけで最低2万7千円、中くらいの構成なら9万5千円かかります。

つまり「やめとけ」の多くは性能への文句ではなく、予算の立て方への警告です。

POINT この記事でわかること

ゲーミングPCがやめとけと言われる5つの理由と、そのうち自分に当てはまるものが分かります。あわせて本体以外にいくらかかるのかを実際の製品価格から把握できるので、買うか見送るかを金額で判断できます。

NOTE 本記事の情報について

周辺機器の金額は、当サイトで確認した74製品の販売価格(2026年8月時点)をもとに計算しています。本体価格は各BTOメーカーの一般的な構成を参考にしました。

僕は「やめとけ」を全否定するつもりはありません。当たっている部分と、そうでない部分をきちんと分けていきますね。

RYOTA

【結論】「やめとけ」が当てはまるのは3パターンだけ

ゲーミングPCがやめとけと言われるのが当てはまる3パターンを縦に並べた図。軽いゲームだけの人・置き場所と音が厳しい人・本体の予算しか無い人を挙げ、3つ目を強調している。

「やめとけ」と言われる理由は5つありますが、本当に当てはまるのは次の3パターンだけです。

自分に当てはまるか、順に確かめてください。

#当てはまる人理由
1遊ぶのが軽いゲームだけ性能が余って、払った分を使い切れません
2置き場所と音の条件が厳しい本体は大きく、ファンの音も出ます
3本体の予算しか用意していない周辺機器で2万7千円以上が追加でかかります

逆にこの3つに当てはまらないなら、やめとけという指摘の大半は当てはまりません。

ゲーミングPCそのものは、中身が普通のパソコンと同じWindowsです。

特殊な機械を買うわけではないところは、ゲーミングPCと普通のPCの違いで整理しました。

理由1:本体を買っても、周辺機器で2万7千円かかる

ゲーミングPC本体の価格に、モニター・キーボード・マウス・ヘッドセットの費用を積み上げた図。周辺機器だけで27,216円が追加でかかることを示している。

本体を買っても、モニターやマウスがなければ遊べません。

見落としやすい部分なので、金額まで出しておきますね。

ゲーミングPCの本体には、モニターもマウスもキーボードもヘッドセットも入っていないからです。

当サイトが価格を確認した74製品から、実際に組んだときの金額を出しました。

構成モニターマウスキーボードヘッドセット合計
最安でそろえる13,455円4,718円6,535円2,508円27,216円
中くらいでそろえる46,736円17,390円22,118円8,999円95,243円

本体20万円のつもりで計画すると、実際には23万円から30万円になります。

この差が「思ったより高かった」の正体です。

✕ 悪い例:本体の予算だけで計画する
  • 20万円のPCを買って、残りの予算がほぼ無くなる
  • モニターは家にあるテレビでいいと考える
  • あとから買い足すたびに予算が膨らむ
○ 良い例:総額から本体の予算を決める
  • 用意できる総額を先に決める
  • そこから周辺機器の3万円前後を引く
  • 残った金額で本体を選ぶ

何を買い足すことになるのかは、ゲーミングPCに必要なものにまとめました。

理由2:置き場所とファンの音は、買ってから気づく

デスクトップPCに必要な置き場所を寸法で示した図。幅20cm・奥行45cmほどで、ミニタワーでも高さは40cm前後あり、机の上ではモニターの横が狭くなり、床置きではホコリを吸い込みやすくなることを示している。

デスクトップは幅20cm・奥行45cmほどの置き場所が要ります。

ミニタワーと呼ばれる小さめの筐体でも、高さは40cm前後です。

机の上に置けばモニターの横が狭くなりますし、床に置けばホコリを吸い込みやすくなります。

音の問題も同じです。

負荷がかかるとファンが回転を上げるので、静かな部屋では気になります。

音はヘッドセットで解決できる部分なので、深刻に考えなくても大丈夫ですよ。

音を遮る目的で選ぶなら、ゲーミングヘッドセットおすすめ5選が参考になります。

理由3:やりたいゲームに対して性能が余る

高性能なグラフィックボードで差が出るのは描画の負荷が重いゲームであり、マインクラフトやインディーゲーム、ブラウザゲームが中心なら10万円台前半の構成でも足りることを比べた図。

自分が遊ぶタイトルを思い浮かべながら読んでください。

高性能なグラフィックボードで差が出るのは、描画の負荷が重いゲームです。

マインクラフトやインディーゲーム、ブラウザゲームが中心なら、10万円台前半の構成でも足ります。

つまり「やめとけ」ではなく「そこまで要らない」が正確です。

自分のパソコンで何fps出ているかは測れるので、買い替え前に確認してみてください。

手順はPCのfpsを確認する方法で解説しました。

理由4:ノートは同じ性能でも2〜3割高くなる

ノートとデスクトップのどちらを選ぶかを持ち出すかどうかで分けた図。持ち出さないなら同じ予算をデスクトップに回したほうが性能が上がることを示している。

持ち運ぶ予定があるかどうかで判断してください。

ノート型は部品を小さく作る必要があるぶん、同じ性能でも価格が上がります。

排熱に余裕がないので、ファンの音もデスクトップより大きくなりがちです。

重量も2kgを超えるモデルが多く、毎日持ち歩く用途には向きません。

あなたは本当にPCを持ち出しますか?

家でしか使わないなら、同じ予算をデスクトップに回したほうが性能は上がります。

持ち運ぶ前提で探している方は、ゲーミングノートPCおすすめ5選にAmazonで正規に買える5台をまとめました。

理由5:電気代が普通のPCより上がる

ゲーミングPCの電気代を使い方で比べた図。1日数時間なら月額の差は数百円から千円台に収まり、とんでもない額になるという話はつけっぱなしを前提にした極端な例であることを示している。

グラフィックボードが電力を多く使うぶん、普通のパソコンより電気代は高めです。

どれくらい上がるのか、具体的な数字で見てください。

ただし1日数時間の使用なら、月額の差は数百円から千円台に収まります。

「電気代でとんでもない額になる」という話は、つけっぱなしを前提にした極端な例です。

自分の構成から計算する式は、ゲーミングPCの電気代にまとめてあります。

それでも買ったほうがいい人の条件

ゲーミングPCを買ったほうがいい人の条件を4項目のチェックリストにした図。3つ以上当てはまるなら、やめとけという指摘はほぼ当てはまらないことを示している。

週3回以上ゲームをするなら、買ったほうが後悔しません。

次の条件と照らし合わせてみてください。

  • 遊びたいタイトルに推奨スペックが設定されている
  • 60fpsより上の動きを体験してみたい
  • 動画編集や画像生成など、ゲーム以外にも使う予定がある
  • 本体と周辺機器を合わせた総額を用意できる

このうち3つ以上に当てはまるなら、やめとけという指摘はほぼ当てはまりません。

とくに60fpsより上を一度体験すると、元には戻りにくくなります。

その体験を受け止めるモニター側の条件は、ゲーミングモニターおすすめで価格帯別に整理しました。

「やめとけ」を回避する買い方は、総額から逆算する

ゲーミングPCを総額から逆算して買う4つの手順を階段状に示した図。総額を決める・周辺機器に3万円を確保する・残りで本体を選ぶ・セール時期に注文するの順で並べている。

失敗を防ぐには、この順番で進めてください。

  1. 用意できる総額を先に決める
  2. 周辺機器に3万円前後を確保する
  3. 残りで本体の構成を選ぶ
  4. セール時期に合わせて注文する

順番を逆にすると、本体に予算を使い切って周辺機器が妥協だらけになります。

値下がりの時期をずらすだけでも総額は変わるので、セール時期の完全ガイドもあわせてどうぞ。

本体以外をどう組むかは、ゲーミングPCのセットで予算別に解説しました。

まとめ:やめとけは「予算の立て方」への警告

ゲーミングPCはやめとけと言われる理由をまとめた図。当てはまるのは3パターンで、多くは性能ではなく見積もりの甘さへの警告であることを示している。

最後に、判断の材料を振り返っておきましょう。

  • やめとけが当てはまるのは、軽いゲームだけの人・置き場所と音が厳しい人・本体の予算しか無い人の3パターンです
  • 周辺機器は最安で27,216円、中くらいの構成で95,243円かかります
  • ノート型は同じ性能でも2〜3割高くなるので、持ち運ばないならデスクトップが有利です
  • 電気代の差は、1日数時間なら月に数百円から千円台に収まります

「やめとけ」の多くは、性能ではなく見積もりの甘さへの警告です。

総額から逆算して計画すれば、この記事で挙げた5つの理由はほとんど回避できます。

本体の値段だけ見て決めるのが、いちばん危ない買い方です。先に総額を決めてから逆算してくださいね。

RYOTA