EX-GDQ271UAって3万円でWQHDの275Hzなんだよね。同じ値段の他の機種は180Hzくらいだし、なんでこれだけ数字が飛び抜けてるんだろう?

悩む人

結論、EX-GDQ271UAは3万円という予算をリフレッシュレートに全振りした1台です。

27型のWQHDで275Hz、応答速度は1ms(GTG)です。

同じ価格帯が180Hz前後という中で、この数字は突出しています。

ただし条件があります。

275HzはDisplayPort接続で、しかもオーバークロックをオンにしたときの数値です。

HDMIでつなぐと144Hzが上限になります。

一方でAmazonの評価は4.5(157件)で、星1がわずか2%です。

当サイトが扱うモニターのなかでは最も良い分布になります。

POINT この記事でわかること

3万円でWQHD 275Hzが成立している理由と、その数字を実際に出すために必要な条件が分かります。あわせてAmazonの評価157件の内訳や、同じ価格帯のEX-GDQ271JAとの選び分けまで押さえられます。

NOTE 本記事の情報について

本記事は、IODATAおよび販売ページの公表スペックと、Amazonの評価データ(2026年8月10日時点)をもとに構成しています。当サイトによる実機の使用体験ではありません。

数字が飛び抜けているときは、必ず条件が付いています。そこだけ先に確認しましょう。

RYOTA

先に価格と購入先だけ見たい方は、こちらからどうぞ。

IODATA

IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA

29,368円前後(参考)

IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA の商品画像

Switch 2とPCを1台で兼ねるならこれ。同じ3万円で275Hzまで届く。

✓ FPS・TPSに強い

サイズ27型解像度WQHD(2560×1440)リフレッシュレート275Hz(DisplayPort接続かつOSDのオーバークロックをオンにした場合/HDMIは144Hz)

ここが強い

  • 同じ価格帯で275Hzまで伸ばせる
  • PCのFPSでも長く使える余力がある
  • DisplayPortが2系統ある

ここは注意

  • スピーカーを内蔵していない
  • Switch 2だけなら性能を持て余す

保証:メーカー保証あり(期間は販売ページで要確認)(条件は公式サイトで要確認)

表示の滑らかさ 5.0 残像の少なさ 4.5 画質 3.5 機能の充実 3.5 コスパ 5.0
当サイトスコア 21.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
サイズ 27型
解像度 WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート 275Hz(DisplayPort接続かつOSDのオーバークロックをオンにした場合/HDMIは144Hz)
パネル AHVA(IPS系)ノングレア
応答速度 1ms
入力端子 HDMI×2/DisplayPort×2
参考価格 29,368円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

【結論】EX-GDQ271UAを買うべき人と見送るべき人

WQHDでFPSを詰めたい人に向いていて、HDMIしか使えない人には向きません。

POINT 向き・不向きの早見

  • 買うべき人:WQHDでFPSを詰めたい人、パソコンを2台つなぎたい人、DisplayPortが使える環境の人、国内メーカーの窓口を重視する人
  • 見送るべき人:モニターから音を出したい人、HDMIしか使えない環境の人、パソコンがWQHDで200fps出ていない人
IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA の商品画像
サイズ 27型
解像度 WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート 275Hz(DisplayPort接続かつOSDのオーバークロックをオンにした場合/HDMIは144Hz)
パネル AHVA(IPS系)ノングレア
応答速度 1ms
入力端子 HDMI×2/DisplayPort×2
参考価格 29,368円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UAの当サイトスコア(21.5点/25点)

表示の滑らかさ 5.0 残像の少なさ 4.5 画質 3.5 機能の充実 3.5 コスパ 5.0
当サイトスコア 21.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
表示の滑らかさ 5.0 残像の少なさ 4.5 画質 3.5 機能の充実 3.5 コスパ 5.0
当サイトスコア 21.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
サイズ 27型
解像度 WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート 275Hz(DisplayPort接続かつOSDのオーバークロックをオンにした場合/HDMIは144Hz)
パネル AHVA(IPS系)ノングレア
応答速度 1ms
入力端子 HDMI×2/DisplayPort×2
参考価格 29,368円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)
サイズ 27型
解像度 WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート 275Hz(DisplayPort接続かつOSDのオーバークロックをオンにした場合/HDMIは144Hz)
パネル AHVA(IPS系)ノングレア
応答速度 1ms
入力端子 HDMI×2/DisplayPort×2
参考価格 29,368円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

WQHD帯を広く比べたい人は、WQHDゲーミングモニターおすすめ5選を先に読んでみてください。

評価の内訳を見る

星5と星4で90%を占めていて、星1は2%だけでした。

件数もそろっているので、判断材料として使ってください。

2026年8月10日時点のAmazonの評価は、こうなっていました。

評価割合
星5つ66%
星4つ24%
星3つ7%
星2つ1%
星1つ2%

平均は4.5で、星4以上が合わせて90%を占めます。

いちばん注目したいのは星1が2%しかない点です。

当サイトが扱っている他のモニターでは、星1が11%から18%というものが並びます。

157件という件数でこの水準に収まっているのは、素直に評価していい部分です。

CAUTION ✕ 悪い例 → ○ 良い例

✕ 悪い例:「275Hz」という数字だけを見て注文しました。届いて手元のHDMIケーブルでつないだところ、設定に144Hzまでしか出てきません。仕様表を読み直すと、275HzはDisplayPort接続時の数値でした。

○ 良い例:買う前に仕様表を読み、DisplayPortケーブルを一緒に注文しました。つないだあと本体メニューでオーバークロックをオンにして、275Hzが選べることを確認しています。

3万円で275Hzが成立している理由

同じ価格帯が180Hz前後という中で、なぜこの数字が出るのでしょうか。

条件を分解していきます。

275HzはDisplayPort接続でオーバークロック時

公式の製品仕様には、最大リフレッシュレートがこう書かれています。

HDMI:144 DisplayPort:275(OSDでオーバークロック=オン設定時)

つまり275Hzを出すには、2つの条件がそろわないといけません。

POINT 275Hzを出す条件

  1. DisplayPortでつなぐ(HDMIでは144Hzが上限)
  2. 本体メニューでオーバークロックをオンにする
この2つを知らないまま使うと、144Hzのモニターとして動き続けることになります。

同じような端子ごとの制限は他社にもあります。

実例はゲーミングモニターのケーブルはどれ?にまとめました。

応答速度1ms(GTG)もダイナミックOD レベル3が条件

公式にはこう書かれています。

「ダイナミックOD」機能を「レベル3」に設定することで、応答速度を最大1ms[GTG]まで高めることが可能です

つまり初期設定のままだと、この速さは出ていません。

条件を隠さず明記しているぶん、他社製品と比べるときの基準がはっきりします。

読み分け方はモニターの応答速度は1msと5msどっちが有利?で解説しました。

DisplayPortが2系統ある

意外と実用的な部分です。

DisplayPortが2つあるので、パソコンを2台つないでどちらも275Hzで使えます。

HDMIも2系統あるため、パソコン2台とゲーム機2台という構成まで組めます。

ただしHDMI側は144Hzが上限になるので、性能を必要とする機器をDisplayPortに割り当ててください。

同じ3万円のEX-GDQ271JAとの選び分け

いちばん現実的な迷いどころなので、正面から扱います。

製品名 参考価格 サイズ解像度リフレッシュレートパネル応答速度入力端子 ひとこと
IODATA IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA 29,368円前後 27型WQHD(2560×1440)275Hz(DisplayPort接続かつOSDのオーバークロックをオンにした場合/HDMIは144Hz)AHVA(IPS系)ノングレア1msHDMI×2/DisplayPort×2 Switch 2とPCを1台で兼ねるならこれ。同じ3万円で275Hzまで届く。
IODATA IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JA 29,980円前後 27型WQHD(2560×1440)180HzAHVA(IPS系)ノングレア0.2ms(GTG)HDMI×2/DisplayPort×1 Switch 2のWQHD 120Hzを一番手堅く受け止める27型。迷ったらここから。
Lenovo Lenovo LOQ 27Q-10 19,800円前後 27型WQHD(2560×1440)180HzIPS(WLEDバックライト)1ms(GtG)/0.5ms(MPRT)HDMI 2.1×2/DisplayPort 1.4×1 2万円以下のWQHD 180Hz。画面を広げる最短ルート。
Dell Dell S2725DC 32,800円前後 27型WQHD(2560×1440)144HzIPS ノングレア1ms(MPRT)HDMI 2.1×1/USB Type-C×1/DisplayPort 1.4×1 USB-C1本でノートともつながる27型。仕事と兼用するならこれ。

ハイライトは、その列の最良値(価格・重さ・バッテリーなど数値で比較できる項目のみ)

とくに迷いやすいのが、同じ3万円のEX-GDQ271JAとの比較です。

違いが出るのは、最大Hz・応答速度・スピーカー・縦横回転・リモコンの5つです。

EX-GDQ271UAEX-GDQ271JA
最大Hz275Hz(DP)180Hz
応答速度1ms(GTG)0.2ms(GTG)
スピーカーなしあり
縦横回転あり
リモコンあり
UAはリフレッシュレートに全振り、JAは使い勝手に配分しているという違いです。

あなたがWQHDに求めているのは、速さでしょうか。それとも1台で完結する便利さでしょうか?

FPSを詰めるならUA、ゲーム以外にも使うならJAという分け方が素直になります。

JAの詳しい中身はIODATA EX-GDQ271JAレビューにまとめました。

275Hzを活かせるかは別の話

275Hzを活かせるかどうかは、パソコンがWQHDで275fpsを出せるかで決まります。

買ってから気づくと遅いので、自分の環境を先に確認してくださいね。

WQHDで275fpsを出すのは、フルHDより重い条件です。

WQHD(2560×1440)はフルHDの約1.78倍の画素を描きます。

同じゲームでもフルHDなら275fps出せる環境が、WQHDでは180fps前後まで落ちることがあります。

POINT 測ってから判断する

  1. Windowsのゲームバー(Windowsロゴキー + G)を開く
  2. WQHD設定で遊んでいるゲームのfpsを確認する
  3. 200fps以上出ているなら275Hzを活かせます
  4. 150fps前後なら、180Hz機との差は小さくなります

測り方はPCのfps(フレームレート)を確認する方法にまとめました。

なおPS5やSwitch 2は最大120fpsなので、ゲーム機だけをつなぐなら275Hzは完全に余力です。

AHVAパネルという表記について

仕様表を見ると「AHVAパネル」と書かれています。

名前にVAと付いていますが、実際はIPS系の方式です。

AHVAは、視野角の広さを名前にした表記です。

公式にも「上下左右178°の広視野角なAHVA(Advanced Hyper-Viewing Angle)パネルを採用」と書かれています。

NOTE 混同しやすい表記

VAパネルは黒が沈む代わりに視野角が狭く、IPSは色が正確で視野角が広いという性格です。AHVAはIPS系なので、後者の性格を持ちます。

名前だけ見てVAだと判断しないでください。

IPSとVAの違いはゲーミングモニターのパネルはIPS・VA・TNどれ?で解説しています。

ギアセンが調べた25機種の中での立ち位置

数字は横に並べてはじめて意味が出ます。ギアセンが実際に仕様を確認した25機種と比べてみましょう。

DATA ギアセン独自DB(モニター25機種)

  • パネル方式はIPS系で、これは25機種中15機種にあたります
  • WQHD・27型で、サイズは27型クラス(13機種)に入ります
  • 275Hzは25機種中3位の速さです

同じ27型クラスの13機種をリフレッシュレート順に並べると、この機種は3番目に来ます。

順位機種最大Hzパネル
1LG UltraGear 27GX700A-B280Hz有機EL
2IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UEL280Hz有機EL
3IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA275HzIPS系
4Lenovo Legion 27-15240HzIPS系
5Dell Alienware AW2726DM240Hz有機EL
6IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JLAQ200HzIPS系/Mini LED
7IODATA GigaCrysta EX-GDQ271JA180HzIPS系
8AOC Q27G40XMN180HzVA系/Mini LED
9IODATA GigaCrysta S EX-GDU271JLAQD180HzIPS系/Mini LED
10Lenovo LOQ 27Q-10180HzIPS系
11JAPANNEXT JN-i27G165U165HzIPS系
12SONY INZONE M9 II160HzIPS系
13Dell S2725DC144HzIPS系

条件を重ねると、候補は何台まで減るのか

スペックを1つずつ見ても、候補はなかなか絞れません。条件を重ねてみてください。

まず登録している25機種25機種
1回目27型クラスにしぼる13機種
2回目さらにIPS系にしぼる9機種
3回目さらに275Hz以上にしぼる1機種

3つの条件を全部満たすのは、25機種のなかでこの1台だけでした。

ここでの順位は市場全体の順位ではなく、ギアセンが仕様を登録している25機種の中での順位です。 この25機種は、各メーカーの公式仕様表で1台ずつ確認して登録しています。 うち1機種はメーカーがパネル方式を公開していないため、公表されている範囲で分類しています。

買ったあとにやる設定

つないだだけでは275Hzになりません。

条件が2つあるので、順に確認してください。

POINT 届いたら最初にやること

  1. DisplayPortケーブルでパソコンとつなぐ
  2. 本体メニューを開き、オーバークロックをオンにする
  3. デスクトップを右クリックして「ディスプレイ設定」を開く
  4. 「ディスプレイの詳細設定」からリフレッシュレートを275Hzに変更する
  5. あわせてダイナミックODをレベル3にする
2番目がこの機種ならではの部分です。

オーバークロックをオンにしないと、DisplayPortでつないでも275Hzが選択肢に出てきません。

手順の詳細はゲーミングモニターの初期設定にまとめました。

用途別に、この1台で足りるかを見る

スペックを並べただけでは、自分に合うかは分かりません。

使い方ごとに当てはめてみましょう。

使い方足りるか理由
WQHDでFPSを詰める275Hzと1ms(GTG)で不足はありません
パソコンを2台つなぐDisplayPortが2系統あります
RPGやオープンワールド27型WQHDは約109ppiで見やすくなります
仕事や資料作成画面が広く、文字もくっきり表示されます
ゲーム機をつなぐHDMIは144Hzが上限。ゲーム機は120fpsなので足ります
テレビ代わりに使うスピーカーを内蔵していません
できないと言い切れるのは「音を出すこと」だけです。

ヘッドセットを使う前提なら、この弱点は問題になりません。

逆に音まで1台で完結させたいならスピーカー内蔵ゲーミングモニターおすすめ7選を見てください。

まとめ:条件を満たせば、3万円で最速クラス

要点を整理しておきます。

POINT この記事のまとめ

  • 27型WQHDで275Hzという数字を3万円で持ちます
  • ただしDisplayPort接続+オーバークロックがオンという条件付きです
  • HDMIでつなぐと144Hzが上限になります
  • 応答速度1ms(GTG)もダイナミックOD レベル3のときの数値です
  • Amazonの評価は4.5(157件)で、星1はわずか2%です

条件を知らずに買うと、性能の半分を捨てることになります。

そのかわり条件さえ満たせば、3万円という予算で手に入る最速クラスの構成です。

星1の少なさも、この価格帯では珍しい水準でした。

IODATA

IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA

Switch 2とPCを1台で兼ねるならこれ。同じ3万円で275Hzまで届く。

IODATA GigaCrysta EX-GDQ271UA の商品画像
表示の滑らかさ 5.0 残像の少なさ 4.5 画質 3.5 機能の充実 3.5 コスパ 5.0
当サイトスコア 21.5点/25点(各項目5点満点) — 算出基準を見る
サイズ 27型
解像度 WQHD(2560×1440)
リフレッシュレート 275Hz(DisplayPort接続かつOSDのオーバークロックをオンにした場合/HDMIは144Hz)
パネル AHVA(IPS系)ノングレア
応答速度 1ms
入力端子 HDMI×2/DisplayPort×2
参考価格 29,368円前後 (2026年08月15日 にAmazonで確認)

ゲーム適合

VALORANT Apex FF14

ここが強い

  • 同じ価格帯で275Hzまで伸ばせる
  • PCのFPSでも長く使える余力がある
  • DisplayPortが2系統ある

ここは注意

  • スピーカーを内蔵していない
  • Switch 2だけなら性能を持て余す

保証:メーカー保証あり(期間は販売ページで要確認)(条件は公式サイトで要確認)。 Amazon発送商品は原則、到着後30日以内の返品に対応(状態・条件あり)。

少しでも安く買いたい人へ:モニターは買う時期で数千円動きます。

セール時期の完全ガイドに、値下がりの狙い目をまとめました。

DisplayPortケーブルだけは一緒に用意してくださいね。そこで性能が半分になります。

RYOTA